夢や目標を達成するために必要なもの。
その中に、個人の技術(スキル)があります。
プロのミュージシャンにしても
スポーツ選手にしても
料理人にしても
芸術家にしても
学校の先生にしても
どんな職業でも
個人の技術が重要であることは
言うまでもありません。
だからこそ
私たちは夢の実現に向けて
日々、技術の向上(努力)を
積み重ねていく必要があります。
でも、それは、
いったいどれほどの「量」が
必要なのでしょうか。
今回は「努力の量」について
書かせていただきます。
『Outliers (Malcom Gladwell 著)』によると
どんな分野の人でも
世界トップレベルの技術を持っている人は
必ず「10000 時間以上の努力(練習)」を
積み重ねてきているそうです。
誰一人例外なく、
「10000 時間以上の努力」が
その人の過去に積み上げられているのです。
例えば、
ビートルズ。
彼らはまだ売れる前、
毎晩、ドイツのストリップ劇場で
演奏をしていたそうです。
「毎日、同じ曲を
1 日8 時間、一晩中演奏し続けた。」
「その結果演奏が上手くなり、
自信がついた。」
と
後にジョン・レノンが
インタビューに答えています。
ビートルズはアメリカでスターになるまでに
1200 回という考えられないほどの数の
ライブをこなしていたというのですから、
当然、「10000 時間の壁」は超えています。
ビル・ゲイツもそうです。
彼もハーバード大学を2 年で中退し、
自分のソフトウェア会社を立ち上げるまでに、
すでに7 年間プログラムの開発に取り組んでいた。
とっくに「10000 時間の壁」は越えていました。
ビートルズやビル・ゲイツは
とんでもない量の努力を積み重ねていたんですね。
もちろん、これは
ビートルズとビル・ゲイツだけに
言える話ではありません。
小説家であれ、
作曲家であれ、
バスケットボール選手であれ、
チェスの名人であれ、
大犯罪者であれ、
世界トップレベルの技術を持っている人は
必ず「10000 時間以上の努力(練習)」を
積み重ねてきているそうです。
この法則が「10000 時間ルール」として
本に紹介されています。
この「10000 時間ルール」から
次のことが分かります。
「生まれつきの天才なんていない」
どれだけ才能があっても
やはりプロとして認められるためには
「たくさんの努力」が必要なのです。
そして、これは
私たちにも同じように適用されます。
もし、
世界レベルの技術を身につけたいのであれば
「10000 時間の努力」が一つの目安になるわけです。
ちなみに
「10000 時間の努力」をするためには、
毎日、休みなしで8時間ずつやった場合、
3年半かかります。
毎日3時間ずつやると
約9年かかります。
毎日1時間ずつなら
約27年かかります。
これは決して
簡単に達成できるような時間数ではありません。
でも、だからこそ
意識的に環境を整えたり、
習慣化する
必要があるのでしょう。
自分の努力の量が十分かどうか
もう一度見直してみましょう!
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Luck is a dividend of sweat.
The more you sweat, the luckier you get.
Ray Rock
幸運は汗の配当である。
汗をかけばかくほど、幸運が手に入る。
レイ・クロック (マクドナルド創始者)
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今、行っている努力、
量として十分ですか?
参考文献
Outliers
Malcolm Gladwell 著
11月26日~12月15日の間、
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