親ばっかり空回りする状態から抜け出したい | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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 新たにご登録いただいた皆様、この度は楠木塾メール会員へようこそ。
 はじめましてのご挨拶を兼ねつつ、お寄せいただいたコメントのご紹介と御返事をさせていただきますね。
 


 

yuk 様

親ばっかり空回りする状態から抜け出したいと思いネットで情報を集めていたらこちらにたどり着きました。もう少し読みたい記事が多いので登録をよろしくお願いします。

 


 

 中学生くらいの子供を相手にしていると、自分ばかり空回りしていると感じておられる親御さんは、とても多いようです。実際に、そういったメッセージやコメントも多いですし、そのままズバリのハンドルネーム(空回りの親、など)をつけられる方も定期的におられるほどですからね。

 そして、空回りが嫌になり、放ったらかしで何もしなくなる親御さんもいますが、やはり本当に必要なのは、空回りでも放ったらかしでもない、その間の適度な関わりですよね。そういったあたりの話も事あるごとに出てきますから、少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

 


 

悩める父様

はじめまして。

ここ数ヶ月の間色々なサイトを回っておりましたが、昨日こちらにたどり着きました。
内容を読ませていただき共感できるところが多々ありましたので、初めてのことですがメール会員に登録させていただこうと思いました。

家族構成は、私、妻、息子(まもなく中3)、娘(まもなく小5)の4人家族で、受験生になる息子の反抗期に頭をかかえる毎日です。1年以上に渡って色々試しましたが、今のところ目に見える効果がなく、夫婦共に疲弊しているというのが実際のところです。

どの子供にも個性がありますので、完全な正解を見つけることはできないと思います。
また言葉で反抗期の息子を変えることはできないことは理解しているつもりですので、親側の息子に対する接し方についてヒントだけでも得ることができればと思っております。

よろしくお願いいたします。

 


 

 わざわざのご挨拶をいただき恐縮です。また、共感できるところが多々あるとのお言葉、誠にありがとうございます。

 母親が1人で悩んでおられるご家庭も多い中、お父様が積極的に関わっておられるのは素晴らしいですね。手はかかるものの、かわいさいっぱいの幼少期の子育てには積極的でも、扱いづらくて憎らしさ(?)いっぱいの反抗期になると静かにフェードアウトしていく父親は少なくないだけに、頭の下がる思いです。

 おっしゃるとおり、どの子にも個性があって、誰にでも当てはまる共通の正解は滅多に存在しないですよね。しかし、個々の子供を見ていけば、その子に合った正解は必ずあるのが、教育や子育ての面白くもあり、難しくもあるところかと思います。

 そして今回は、すでに1年に渡って試行錯誤しておられるということですから、今までのやり方を変えるべき可能性が高そうです。だからと言って、大きく方向転換すべき!と決めつけるのも危険で、実は惜しいところまでいっていて、足りない部分を補うくらいで良い状態という可能性もあります。

 いずれにしても、言葉だけでは変えられないのが真理である一方で、この時期の関わりの大部分は言葉に頼らざるを得ないのも事実ですから、心の持ち方を含めた言葉以外の部分から日々の声掛けまでを含めて、改善のために少しでも参考にしていただけることを願っておりますね。

 こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 



さとる様

小6 娘母です。反抗期で勉強の確認が行えません。学力の低下を心配しています。何か工夫できる事があれば教えて下さい。
 


 

 反抗期で学力が低下する生徒は多いですから、心配はごもっともなところです。

 大前提として、「本人が後ろ向きなのに、親や教師が細かくチェックすることで成績を保つ」というアプローチ自体、反抗期以降はどんどん通じなくなっていきます。それに、確認を通り越して「過保護・過干渉」になっていれば、それだけ子供の成長を阻害してしまっていけません。
 だからと言って、全ての確認がいけないという意味でもありません。子供の成長段階に応じて必要な確認というものがあり、それをしないのは「見放す」「見捨てる」と同義ですから、子供の年齢がいくつであろうと、相手の成長段階が低ければ、それに応じて必要な確認はしてやるべきです。(逆に成長段階が高ければ、子供が幼くても、必要な確認は少なくて済みます)
 そして、少なくない親御さんが、本来すべき日常面も含めた確認を忘れて、勉強の確認ばかりに気が行ってしまいがちなのも悩ましい点です。
 いずれにしても、勉強の確認を続けるために、何らかの工夫をしていくという発想もとても大切な一方で、小手先の工夫をする前に、根本を見直したほうが良い場合も多いのには留意したいですね。

 それはともかく、今回のように勉強の確認が行えないのが「子供が嫌がるから」という理由であれば、こちらの関わり方やアプローチを変えるのが、一番手っ取り早いところではないでしょうか。
 ただ、実際には、純粋に見せること自体を嫌がるケースもあれば、見せた後のこちらの反応を見て嫌がっているケースもあれば、過去の反応を思い返してそれを恐れているケースもあれば、親の言うことに問答無用で反発しているケースもあるなどいろいろで、その子に合わせた方法で無いと意味がありません。
 そのため、マニュアル的に必ずこうすべき・・・とは言えませんが、聞き方・伝え方1つで子供の反応はがらっと変わりますから、まずはそこからかなと思います。
 そして、実際に聞き方・伝え方を変えてみると感じることですが、ちょっとした工夫でも積み重ねることで、意外と大きく影響してくるものです。もちろん、正しいほうに変えるので無ければ逆効果にもなりますから、お届けするメールも参考にしていただきながら、少しずつでも変化を取り入れていってくださいね。

 

 

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