周りの親の適当さに流されそうです | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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こめママ様

4月から中学生になります。
「スマホをほしい、まわりのみんなが持っていて、遊びに行ったとき持っていないのが、自分だけで、その場の雰囲気に入れない。中学生になって、私がひとりぼっちになったら、ママ責任とってね!」
と、2学期は、帰宅するなり激怒しながら毎日言ってました。
私は、「スマホは、電話だ。あなたが電話を持ち歩かないとならない必要性がないから、今はスマホは買わないよ。」と、そして、中学生になったら、買うかはわからないけど、考えよう、と。
まもなく中学生になったら、また毎日言われるのかと、憂うつですが、この数ヶ月間で対策を考えてました。

 

(1)私のスマホを、娘に貸し出せる状態にする。
私のスマホが壊れて交換したばかりなので、
重要なデータや間違ってかけたら困るかたをアドレス帳に入れない、フィルターを設定する、ということをしました。

 

(2)スマホは自分専用、という考えだったのを、「家族共用」に意識を変える。
娘も自分専用ではないけれど、友達と出かける時に持っていられれば、納得してくれるかな、と。

 

(3)自分も娘に見られていいと思ってメールを書く。
将来、娘に持たせた場合、メールやラインのやり取りは、親が確認する、ということにするつもりなので、今から自分も、娘に見られていいメールか、と意識しています。意外と、見られて困るものはないときづき、逆に娘に見せて、メールのマナーなど、やり取りのお手本になるかも、と思いました。

女の子なので、ラインを始めると、ハマって、親の言うこと、家のルールを無視して、自分勝手になるのではないかと、本当に心配で、可能なら高校生まで、スマホは我慢させたいと、踏ん張りつつ、周りの親の適当さに流されそうです。楠木塾のメールを読んで、子供との接し方を知り、なんとか心を保っています。ありがとうございます。

 



 わざわざのコメントをいただき、誠にありがとうございます。

 スマートフォンの扱いは、本当に悩ましいですよね。学年の変わり目ということで、似たような悩みに直面している親御さんも多いのではないでしょうか。
 少し前までは「高校生になってから」というのが一般的でしたが、最近はすっかり「中学生になってから」のパターンも増えており、さらには小学生から所持している生徒も普通に目にするようになってきました。特に女子の場合は、学校での人間関係も絡むため、ややこしいところです。
 そして、基本的には各家庭の教育方針にしたがって決めれば良いわけですが、スマホの影響やネットの危険性などを全く考えもせずに、かなり安易に与えてしまう家庭も存在するのが、余計に話をややこしくしていますよね。
 そうしたこともあって、「周りの親の適当さに流されそうです」ともあるように、実際に流されてしまっているご家庭も少なくないのではないでしょうか。

 さて、具体的な対応についてですが、これは家庭の教育方針によっても変わってくるところです。もちろん、書かれていた「親のスマホを貸し与える形にする」というのも1つの方法でしょう。(なお、書ききれないだけで、実際の対策がこの3つだけということは無いと思いますが、もしこれだけだとすると対策が甘い感じはしますね)

 いずれにせよ、正解は子供の個性に合わせていくらでも変わるものですから、ここでの深入りは避けておきます。

 とりあえず、1つだけ確実に言えるのは「周りに流されてしまう」と、大きな後悔どころか、取り返しのつかない失敗となる可能性もあることです。
 スマートフォンを与えても、必ず問題が起こるわけでは無いですし、親が全く何も工夫しなくても、うまく付き合っていけるタイプの生徒もいます。

 一方で、問題が起こりやすいタイプの生徒というのも一定数いて、それに当てはまってしまうと、想像を絶する苦労が待ち受けています。
 実際に「買う前に我慢させるべく踏ん張るのに必要となる苦労」は大変なものだと思いますが、そういう目に遭った方々の言葉にすると、「そんなのが比較にならないくらいの、何倍も大きな苦労」といったところですね。
 もちろん、失敗しても取り返しがつかないわけではないですが、失敗する前に適切な手を講じるようがはるかに楽で被害も少ないです。今回、もし正会員をご利用されるということであれば、「子供にスマートフォン・ネット環境を与える際の心得」も参考にしてみてくださいね。

 

 

 

 

 

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