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サトミユ様
こんにちは 反抗期のメールセミナーを読ませて頂き、娘への接し方についてはまだまだ自分の気持ちを抑えるのに苦戦中ですが、勉強面での関わり方ついては自分が手探りで考えて辿り着いた今の状態に自信が着きました。
反抗期が酷いとはいえ娘はまだ素直な部分が有り、私のアドバイス（指示？）に結局は従って今日まで来ました。
セミナーに書かれた「効果的な支援をする」という段階です。
この前の段階でメール会員になった時に、私が娘に勉強のやり方を提案する事で、「やらされてる勉強」になってしまい自立して学習させたいという目標を妨げているのではと悩んでいる時でした。
その時にメールのお返事にも少し力をもらい、その後塾長とも相談をし、やはり娘が自分で考えて出来る様になるまでは私が支援する事にしました。
この１年半思考錯誤でやって来て、何とか娘に合った勉強法が確立しつつ有ります。
ただまだまだ問題は有ります。
反抗期の娘との関わり方がまだ上手く出来ていない事で、娘の意欲（集中力）が上がりません。
テスト前の切羽詰まった段階での集中力と普段の勉強時の集中力の差が大きく、普段はダラダラと時間だけを使っている感じです。
ここは塾長もはっきり指摘していて、娘の集中力の無さは塾長お墨付きです。
でも理解力は高く評価されており、これに集中力が付くとかなりの学力ＵＰが狙えるとも言われています。
数学や英語の文法は得意。反対に英語の単語・熟語や社会等の暗記が苦手。
これらを克服する為、今は家庭で学習計画票を作り一週間単位でこなして行く様にしており、暗記対策として睡眠時間の確保にも力を入れています。
４月からはとうとう娘も受験生です。
私自身まだまだ教えて頂きたいところも有るので、こちらでお力をお借りしたいと思っております。
長くなってしまいましたが、これらも宜しくお願いします。
メールセミナーを大切にお読みいただいたようで、誠にありがとうございます。
自立させるために手を離すことはとても大切ですが、必要な力をつける前に手を離すのは、泳げない子をプールに突き落とすのと同じですよね。
（日常のことならともかく）少なくとも勉強の苦手な生徒については、泳げない子に「水に慣れさせ、泳ぎ方を教えながら、徐々に手を離していく」ようにしてあげないと、なかなかできるようにはなりません。
ただ、反抗期だけに下手な手出し口出しには反発しますから、特に勉強面で関わろうと思ったら、まさに「効果的な支援をする」ことが我々大人の側にも求められてきます。
そういう意味で手探りされてきたのは素晴らしいですし、塾長（今回の文章内に出てくるのは、今お通いの塾の塾長さんのことですね）と相談しながら進めておられる様子なのも素晴らしいですね。
そのきっかけがメールセミナーとなったようで、上手にご活用いただいていること、こちらとしてもありがたいことです。
ちなみに、テスト前の集中力については、普段から安定して集中できるタイプと、追い詰められないと集中できないタイプがいますよね。
後者のほうが悪者扱いされがちですが、本当はどちらが優れているということはなく、どちらにも長所と短所があることを踏まえつつ、それぞれで技能や特性を伸ばしていくという発想が最適です。
もうしているかもしれませんが、普段の勉強でもテスト形式などの締切効果を生かす勉強法を取り入れるのも良いと思いますし、書かれておいでのとおり、学習計画表を使っていくのもとても効果的だと思います。
引き続き、お子さんの個性や学力状況に合ったやり方で、必要な力をつけていってあげてくださいね。
最後に、勉強中の話だけでなく、「睡眠時間の確保」にもちゃんと目を向けておられるのはお見事です。
そこは見逃されがちですが、実は暗記力・集中力・学習習慣のいずれにおいても、とてもとても大切なところですから、ぜひその調子で続けていかれてください。
親御さん自身、まだまだ学ぶ気でおられることに頭が下がりつつ、こちらの内容が少しでもお役に立てれば誠に幸いです。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
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