教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、ネット自習室に関する記事です。
角川ドワンゴ学園「N高等学校」は1月30日、4月より開設される同校の「ネットコース特進専攻」において、ウェブ会議システムを活用した学習空間「ネット自習室」を導入すると発表した。
ネット自習室は、ウェブカメラの付いたPCやカメラ機能付きのスマートフォン・タブレットとネット環境を利用した学習空間サービス。自宅などで学習する生徒同士をオンラインでつなぐことで緊張感や集中力を保つと同時に、仲間との連帯感を醸成。受験勉強へのモチベーションを高めることを目的にしているという。チャットツールは「Slack」、ウェブ会議システムは「Zoom」を使用する。
今回、ネット自習室を導入するネットコース特進専攻は、難関大学受験に特化した指導を行う課外プログラムで、4月に新設するコースとなる。ネット自習室の開放時間には、同コースの担当コーチがオンラインで常駐して生徒の自習を見守るほか、自習でつまずいた問題などについて生徒からの質問にも対応する。生徒は、ウェブカメラで手元を映すことにより自習の様子を共有。退室時には自習の進捗報告を行い、担当職員が内容を確認する。
カリキュラムでは、同様の環境を用いた「ネット定期テスト」も実施する。決められた範囲を学習し、定期的にテストを受験することで、大学受験へ向けて生徒のモチベーションを持続させるという。同コースでは、2017年度から大学受験に特化した指導を試験的に実施。今回のネット自習室、ネット定期テストもすでに試験導入しており、参加生徒からも高い評価を得ているという。
引用元:N高が「ネット自習室」を導入(2018.1.30)
今ではこういったシステムが、個人でも簡単に導入できるため、同種のサービスを有料で提供している人や業者もちらほら見かけていました。実際、SlackもZoomも、ネットビジネス界隈では、知る人も多くなってきたサービスですよね。
それを学校が無料で提供するようになると、そういった業者には大ダメージかもしれませんが、生徒たちにとっては気軽に利用できる学習スペースができて、とても良いなと思います。学校なら、ボランティアや保護者も含めて、自習中の監督者も確保しやすいはずですしね。(保護者の中にも、一緒に自習する側に入りたいという方や、喜んで監督者になりたいという方がいると思います)
一方、公立の小中学校で、民間の塾と連携して放課後に塾を開講するようなところもありますが、それよりもまずはこういった個々の生徒の学習環境を整えるほうからしてほしいです。民間のノウハウも有効活用すべきですが、公教育が特定の塾と連携するのは、どうしても利権が絡みますし、その塾の指導がいまいちなら、他の塾と連携すべきだったという話にもなりますからね。
それに、そもそも論として、教師や大人たちが、すでに選んだもの・決めたもの(=特定の塾など)を与えるという発想がいまいちです。選択肢を用意して、生徒に選ばせてあげる発想ができないという時点で、押し付けの型にはめる教育しかできないのが見えてしまうのも痛いですね。
そういう意味でも、こういったツールも含めて、低コストで導入可能なものはどんどん取り入れていってほしいですね。
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