教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、幼児教育トレーナーに関する記事です。
幼児教育業界大手4社と日本子育て支援協会は、「幼児教育トレーナー」資格制度を共同で新設する。10月29日から講座を開始し、資格取得者はめばえ教室、小学館の幼児教室ドラキッズ、講談社すこやか教室、ミキハウスキッズパルの4社で幼児教室講師として勤務できる。
「幼児教育トレーナー」は、子育てのスキルを資格として認定し、幼児教室の現場で力を発揮してもらうために新設する資格認定制度。子育て経験がある人を対象とし、年齢や発達に応じた幼児教育の指導法などについて講座を受講してもらい、幼児の成長と発達に関する知識と指導力を資格として認定する。
引用元:大手4社ほか新資格「幼児教育トレーナー」設立(2016.10.5)
子育て経験を生かすという意味では、幼児教室や学習塾、習い事教室などはぴったりだと思います。特に、相手が低年齢であればあるほど、女性ならでは子育て経験の強みが生かせますよね。ただし、資格を取るのに5万円ほどかかるようで、単純にこれ自体も利益率の高いビジネスになっているようです(笑)
資格ビジネスは資格を認定する側が一番儲かるという典型ですが、優秀なトレーナーを育てることができれば(正確に言うと、資格だけはできるだけたくさんの人に取ってもらって、その中から特に優秀な人だけを採用するようにすれば)、収益が上がる上に不足気味の人材も確保できて、まさに一石二鳥です。
ただ、最近は個人で勝手に団体と資格を作って、子育て中のママや子育てを終えたママを対象に、これよりはるかに高い金額がかかる形で資格つきの講座を売るようなやり方が流行っています。参加している人たちは幸せそうですが、儲かっているのはマルチと同じく、初期メンバーや上層部の人たちばかりというのも珍しくはありません。そういった微妙な資格と比べれば、こちらのほうがはるかに良心的かつ実用的かもしれませんね。
いずれにしても、こういった資格講座で学べるのは、初歩も初歩の本当に触りの部分だけです。資格を得て、実際に教えるようになってから先の学びこそが重要ですから、ぜひその後も学び続けていっていただきたいですね。
ちなみに、幼児教室はその名のとおり幼児が対象ですが、学習塾や習い事教室であれば、小中学生も対象になってきます。子育て経験が生かせる点では同じですが、幼児を対象とした時とは生かし方もノウハウも大きく異なってきます。そういう意味では、小中学生を対象にした同様の資格や講座もニーズがありそうです。
とりあえず、初歩の初歩や理論的な部分だけ教えるようなものは見かけますが、実学としての側面が強い資格や講座はあまり見かけません。いつかそういったものも作っていけたら面白いのですが・・・まさに妄想ですね(笑)
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