教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、高校で必要な英語の語彙数に関する記事です。
2020年度から小中高校で順次始まる新学習指導要領の下で、高校卒業までに指導する英語の語彙(ごい)数が現在の3千語程度から、4千~5千語程度に増える。文部科学相の諮問機関の中央教育審議会が20日、議論をとりまとめた。
現在は中学校で1200語程度、高校で1800語程度を指導。新指導要領で英語が小学5年から教科になるのに伴い、小学校で600~700語を指導するほか、中国や韓国など海外の状況も参考に、中学では1600~1800語、高校では1800~2500語にそれぞれ増やす。
引用元:高卒までに指導する英語語彙、3千語から4千~5千語に(2016.6.21)
あまり聞いたことのない方も多いかもしれませんし、聞いてもさらっと流してしまいそうなニュースですね。しかし、生徒にとってはかなり大きな変更です。
小学校の5-6年生で教科化されても、単語のスペルなどは重視しないという見通しが強いわけですが、果たしてそこで学んだ600-700語が中学校では「すでに覚えたもの」とされるのか、それとも「中学で新たに覚えるもの」とされるのか、非常に気になるところです。
小学5-6年生の段階で、単語をしっかりと覚えさせようと思ったら、当然授業内でも単語テストのようなものを行う必要が出てきます。しかし、これだと今の小学校でしているような、楽しみながら英語に触れるという範囲内では済まなくなってきますよね。
一方で、小学校段階では軽く触れさせる程度で良いとすると、今度は中学校でしっかりと覚えさせる必要が出てきます。その際、本来中学で覚えるべき語彙に、小学校で覚えておくべき600-700も加えるとなると、かなりの量になってきます。しかも、新たに中学校では1600-1800語に増やすわけですから、今までの1200語ですら怪しかったのに、小中学校で合わせて2200-2500語と倍近い語彙数を覚えることになります。何やらもう、このままだとついていけない生徒が多発する予感しかしません。
このあたり、どうやって整合性を取っていくのか、はたまた取らずにいくのか、注視しておきたいところです。
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