スマホいじめを防止するために | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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今日お届けするのは、スマホいじめに関する記事です。
 

 スマートフォンを通じた非行やいじめを防ごうと、千葉県柏市は7日、市内の一部の中学校で、新1年生の保護者に、子供のネット上のやりとりを監視できるアプリを無料配布する実証実験を始めた。期間は7月20日まで。市によると、自治体が同種の実験をするのは全国初。

引用元:新1年生のスマホいじめを防止 保護者に監視アプリ配布2016.4.7


 条例などで小中学生のスマートフォンの使用自体を制限する地方自治体も出てきて話題になっていますね。
 低年齢層にまでスマートフォンの利用が進んだことにより、いろいろな問題が起こっています。過去にメールマガジンでも詳しくお届けしてきましたが、学力低下の報告もありますし、ネット依存・ゲーム依存・SNS依存を引き起こしてもいますし、非行やいじめの大きな要因にもなっています。

 元を辿れば、セルフコントロール力が十分に育っていない段階の子供たちに、強い自制心や判断力が問われるネット通信機器類を安易に与えてしまうのが問題の発端です。しかし、ネットに不慣れな親世代では、ここまで問題を生み出すとは予想ができなかった部分もあるでしょうし、より低年齢層へと普及を推奨してきた社会や会社の側にも責任はあるでしょう。
 それに対して、条例などで一律に禁止や制限するようなことをすると、いろいろな方面から賛否両論が出てくるのは避けられません。しかし、自分でうまくコントロールできていない子供たちに、何らかの方法で制限をかけてやる必要性自体は変わらないところです。

 今回の取り組みは、あくまでも実証実験のため、今の時点で良いとも悪いとも言えません。直感的には「監視」という響きに何とも言えないものを感じますが、こういったことを真剣に考え、具体的な対応策を講じようとしている姿勢は良いことだと思います。
 個人のレベルで対応していくことも大切ですが、行政としての対応もあればあったほうが良いですから、ぜひこれに限定せず、いろいろな方向から検討していってもらいたいものです。

 

 

 

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