奨学金で生活保護費が減額されていた | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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今日お届けするのは、生活保護費と奨学金に関する記事です。
 

  生活保護を受けている家庭の高校生が奨学金を大学の受験料や入学金にあてても、生活保護費の減額対象にしない方針を厚生労働省が決めた。大学進学は「一般的ではない」として昨年秋の運用見直しでは盛り込まれなかったが、親から子への「貧困の連鎖」を防ごうと追加することにした。

引用元:奨学金で大学進学しても、生活保護費は減額しない運用へ(2016.5.13)


 収入が増えると、そのぶん生活保護費は減額されるわけですが、奨学金も収入に算定されていたわけですね。塾の費用に使う分には賛否あるところかもしれませんが、入学金に充てる分まで収入認定するのはさすがに厳しいです。
 遊びのために借金する人がいる以上、借金を収入扱いするのは制度上しかたないわけですが、子供の教育費のために借金するのは明らかに別物ですよね。何かと問題の多い生活保護費ですが、支給すべきでない人にまで支給したり、支給すべきはずのものを制限したりと、制度運用のまずさを感じずにはいられません。
 しかし、いくらおかしな制度でも、法律などで規定されてしまっている以上、現場の人間はその範囲内でやるよりありません。批判に晒されるのは地方自治体やその職員の方々ですから、上のほうの方々には、古い制度に後から付け足したり、手を加えたりするような、つぎはぎだらけの改変ではなく、根本的なところから決め直すようなことも検討してもらいたいものです。

 

 

 

 

 

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