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「どんな言葉かけをしたら心に響くのか」
そして、お子さんの本音を引き出そうと思うなら、まずはお子さんの言葉にしっかりと反論できなければなりません。ここでは、お子さんの言葉とその対応を見ていきましょう。
「大学に行っても幸せになれるとは限らない」
これについてはその通りで、大学に行っても幸せになれる保証など全くありません。
そもそも、何をしようと「確実に幸せになれる方法」など世の中に無いのですから、そもそもここで論じる意味自体が無いのですが(笑)、とりあえず相手の言葉が正しい以上、そのままぶつかってはいけません。
ここで大切なのは、こうした言葉は心のどこかで「幸せになりたい」という思いのある生徒が言う言葉であることです。
本当に投げやりな生徒はそもそもこんなことは言いません。
そして、相手が「幸せになりたい」と思っているのであれば、アプローチはたくさん出てきますよね。自分なりに幸せになれる方法を考えていることもありますから、それを聞き出すのも良いでしょう。こちらから、子供の想像を超える全く別の方法を提案してみるのも良いでしょう。
何にしても、こちらの方が「大人」なのですから、幸せについて考えてきた期間は長いはずですし、より多くの考えを持っているはずです。そこの土俵で語り合えば、言い負かされることは無いでしょう。
(もし自信が無ければ、相手からも見透かされていることになりますから、改めてそこを考えて見ることが必要です)
ただ、私ならこの言葉を聞いた時点で、すぐに「パティシエになっても幸せになれるとは限らないよ」「あなたにとっての本当の幸せとは何?」などと言ったと思います。
その後は、おそらくいったん言葉に詰まるでしょうし、攻撃されたと思って身構えるでしょうが、決して反撃するのが目的では無く、相手の本音を引き出すのが目的ですから、責めるような言い方はしないで、じっくりと言葉を紡いでくれるのを待つような関わり方をしていきます。
このあたりの心理的な仕組みや、やりとりの意図を解説すると1回の記事になりそうですが(笑)、おおよそ言いたいことは伝わるかと存じます。
本当に厄介なのは心を閉ざしてしまった生徒で、こういった「言い訳」を言ってくれている内はまだまだチャンスが多いですから、どんどん本音を引き出してあげてくださいね。
「高校の勉強内容は役に立たない」
これも表面的には正しいです。パティシェどころか、その他かなりの職業で役に立ちませんよね。ですから、勉強が直接的に役に立たない職業を考えている生徒に対しては、そこはそのまま素直に認めるべきです。
いつもブログで言っていることですが、大事なのは勉強の「内容」そのものではなく、勉強を通じてどんな力をつけるかです。
私がよく例に挙げるのは「自立的に学ぶ力」と「生きる力」で、要するに「自分の力で幸せな人生を掴み取れるだけの本当の賢さ」を手にすることです。
「役に立たないやり方をしているからそうなってしまうだけで、本当の勉強をしてみれば分かる」などと言うかもしれませんし、パティシエの働く環境の中で実際に役立つ場面を分かりやすく提示してあげて「本当だ、役に立つ!」と言わせるように持っていきます。
「それができれば苦労しない」と言われてしまいそうですが(笑)、これは最初にお断りしておいたとおりですから、お許しくださいませ。
それでは最後に、前々回に見た親御さんの3つの言葉についての、私なりの見方もお伝えしておきましょう。
答えは1つでは無いため答え合わせとはなりませんが、どこか「添削」のような形になってしまうかもしれません。もしも失礼がありましたら、どうかお許しくださいませ。
あくまでも個人的な意見ですし、今週はもう終わりですから、続きは次回のメールマガジンでお届けいたします。
※御返事はメールマガジン内でさせていただきました。
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