月刊 楠木塾(正会員向け) 5月号 | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

勉強の「困った」を解決する、小中学生とその親のための教育相談サイト。
公立小中学校からの高校進学を目指す人へ、高校受験の正しい勉強法、家庭学習や独学の方法、
親の心得や役割、反抗期の中学生の接し方や指導法、岐阜県の入試情報や塾の選び方などを紹介。

 正会員向けメールマガジンを配信いたしました。
 通常のメールマガジン内でお知らせするつもりでしたが、諸般の事情で配信が土曜日になってしまったため、こちらでお知らせいたしますね。(配信日は不定です)


(1)今月のテーマ記事1
 「中3で成績が下がる生徒と、その対応」

 中3になる前後から「急に成績が下がった」と悩む生徒や親御さんがちらほら出てきます。「勉強法の選択ミス」と「スランプ」の2パターンがあり、「勉強法の選択ミス」で成績が下がるのは「中2の終わりから中3の春にかけて」が多く、「スランプ」で下がるのは年間とおしてですね。
 どちらもはっきりとした要因があり、対処法もあります。もちろん、乗り越えるのは生徒本人ですが、支援があると無いとでは大違いですから、落ち着いてサポートしてあげてくださいね。
 それでは順に見て参りましょう。

(2)今月のテーマ記事2
 「1学期の数学について」

 積み残しが影響しやすい教科と言えば、英語と数学です。
 英語は中1の積み残しがそのまま3年間足を引っ張りますから、この時期の積み残しは極めて大きなダメージになります。しかし、遅れを取り戻そうと思った場合には、本質的には「中1からの積み残しを取り戻す」しか無いため、話はすっきりしています。
 一方、数学は分野(方程式、図形、確率など)によって学習する内容が大きく変わり、単元ごとの関連性も異なるため、少し話がややこしくなります。
 そんな中、「1学期に習う計算内容」は今後学習する全ての内容への関連性が高いため、最も「積み残し」が起こりやすい箇所です。また、簡単な内容だけに、定期テストができただけで満足してしまいがちですが、ここの習熟度の違いは後々の差につながり、中学の3年間はもちろん、高校進学後にも大きな影響を及ぼしますから、浅い学習で終えないように十分な注意が必要です。
 そこで、今回は1学期の数学について注意しておきたい点を、学年別に少しだけ踏みこんで見ていきましょう。

(3)メッセージのご紹介
 念のため、ハンドルネームは伏せておきますね。

 「どのお返事、どのメールを拝見しても学ばせていただくことがあり、ついついお礼を申し上げたくなるので、メールばかりして申し訳ございません。」
 「前回の私からのメッセージに対し塾長からいただいたコメントにもありましたが、息子には今通っている塾が合っていないのではないかと思い、塾を変えようかと考えております。」
 「今は、塾長からのお返事を一部見せつつ、本人にも自覚を持ってもらえる方向に進めて行こうと思います。少しでもいい方向に進めるように親はサポートしてやるのみですね。」
 「読むだけになってますが、皆さんも頑張ってる様子が心強いです。とてもとても楽しみになっています。」