中学生が部活と勉強を両立するコツ | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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「部活と勉強の両立ができない悩みと、両立のコツ」
 



・両立がうまくできない生徒には、「上手な時間の使い方」を教える

「上手に両立ができる生徒とできない生徒の違いは何だろう?」

 私もそれを疑問に思って、上手に両立ができている生徒にアンケートをとって、傾向を調べてみたことがあります。

 勉強方法、やる気、家庭環境、学習習慣など、いろいろな共通する特徴はあったものの、やはり細かい部分では生徒によって差が大きく、しかも「後から指導するのが難しい」ものばかりでした。

 例えば、両立できる生徒は「必ず両立してみせる!」というやる気があるのですが、それを両立していない生徒に与えるのはかなり難しいですよね?(それができれば、最初から苦労はしないという話です)

 

 また、家庭環境や学習習慣にしても、すでに決まっているものであり、これからすぐにどうにかするのは難しい面があります。

 


 ところが、両立していない生徒に教えやすいものが1つあります。それは、両立がうまくできている生徒の多くに共通する点ですね。

 

 実は、上手に両立している生徒は、時間の使い方がとても上手です。それこそ大人顔負けの、はるかに密度の濃い生活を送っていることさえあります。

 仕事をお持ちの方であれば「朝から家事をして家族を送り出し(≒部活の朝練)、昼間に仕事を必死で頑張り(≒学校の授業)、必要なら残業もして(≒居残りや宿題)、帰ったらすぐに家事を済ませ(≒塾や習い事)、その上で、仕事の無い夕方や休日には社会人の全国大会を目指すくらいのつもりで必死で練習をする(≒部活の試合や練習)」状態をイメージしてもらえれば分かると思います。

 その状態で「うまくいかないなあ」と悩んでいる人に対して、「仕事の成績が悪いぞ!」「料理がまずいし、掃除もできていないぞ!」「もっとやる気を出せ!」と言われたらますますやる気をなくすだけですよね?(笑)

 それよりは「こうすると短い時間で効率的にできるよ」という具体的な方法やコツを教えてもらえるほうがずっと嬉しくて、やる気になるはずです。


 もちろんこれは生徒も同じで、「両立したくてできない」生徒には、こうした上手な時間の使い方を教えてあげることがとても有効な方法の1つです。

 ただし、これをする際には、とても重大な注意点が1つだけあります。


~続きの記事~

 「両立できない生徒に教える際の重大な注意点」に進む

 

 

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