口だけの「勉強しなさい」は親子関係を破壊するもと | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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「部活と勉強の両立ができない悩みと、両立のコツ」
 


 

部活から帰ってきて疲れるのかご飯を食べてすぐ寝てしまいます

 

 前回まで長々と書いてきましたように、「両立」についてはお子さんの状態がどちらなのかで対応が変わります。具体的には「小学生の頃はどうだったか?」がポイントですね。

 「小学生までは帰ったらちゃんと勉強していた」ならば、「①両立したくてもできない」可能性が高そうです。一方で、小学生までに学習習慣がついていないならば、中学生でいきなりつくはずが無いのは言うまでもありません。

 

 

通塾はしてなくおかげてテストの点数ひどかったので3対1の個別に週2で通うことにしましたが

 

 3対1となりますと、最も効果の薄い形式の個別ですね。とは言え個別には違いありませんから、それなりの料金の塾であれば、しっかり面倒を見てもらいたいところです。

 何を教えてもらうかは、ここまで書いてきたとおりです。①ならば時間の使い方から学習計画の話まで、②ならば根本的な勉強のやり方や習慣付けですね。
 

 

宿題もせずなんとなくじゅくに通っている
塾からかえってきてもそのまんま 見直しもなく宿題もせず
そんなので成績は上がりません

 

 実は、復習が必要かどうかは塾によります。そもそも1時間なり2時間なりを指導しているわけですから、そのぶんは成績が上がって当然です。それに、見直しや宿題をさせるのも「塾や教師の力量」のうちですからね。

 少なくとも私は、見直しして来ないことで成績が上がらなくても生徒のせいにはしませんし、宿題も出す以上は家庭の指導に関係なく必ずやらせきります。そこまで踏まえた上で指導しなければ、プロとは呼べません。

 なお、この点についてかなり詳しく記事を書いて配信予約もしていたのですが、新規にご相談を2つほどいただいたため、そちらの配信予定は12月になりました。

 そちらも参考になると思いますから、配信の際は気が向けばお読みくださいませ。
 

 

キツク注意してもその時はするというのですが実際は違います
一度宿題はしたと言って塾にいったのですがまったくしてきていません
家庭でも声かけお願いしますと言われ愕然としました

 

 生徒が「宿題をしたと言って嘘をついて出ていく」ところを見ると、おそらく親は「しつこいくらい(少なくとも生徒はそう感じているくらい)宿題を確認している」状況があるのではないでしょうか。そうでなければ、嘘をつく必要もないわけですからね。

 

 そして、親が声かけしているのにやらないとすれば、それは「やらせきれない塾や教師」に責任があります。

 

 もちろん普通に考えれば、学習習慣をつけてこなかった家庭の責任や、お子さんがやる気になるような声かけができていないという関わり方のまずさを指摘することもできなくはありませんよ。

 しかし、親が声掛けしてもやらない状態で「声かけをお願いします」などと呑気なことを言っているのは、明らかに指導する側の力不足なのですね。


 こうした前提の中、塾や先生の指導を改善することもなく、ただただ親が子供に「勉強しなさい」と言うような状態になるのは、とても危険なことです。

 何より、今のように「やるようになる見込み」も無い状態で、ただ口先だけで「やれ」と言い続けても学習意欲の改善につながることはあり得ず、むしろ親子関係を破壊する原因にしかなりません。

 あまりお通いの塾の指導に口出しはしたくないのですが、この状態で「(間違った)声かけ」を続けるのはあまりに危険ですから、さすがにそこだけは指摘しておきますね。



~続きの記事~
 「反抗期の勉強 親の声かけとチェックの注意点」に進む

 

 

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