岐阜県高校特色化選抜 2010 傾向 | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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 特色化選抜関連の検索キーワードで訪れる人が増えてきました。

 まさに旬の話題ですね。

 

 まず、過去問の模範解答を探している方が多いですが、困ったことに特色化選抜の記述問題は過去問の解答が「略」になっていることが多いですよね(笑)

 

 これはもう、先生に見てもらうのが一番良いです。

 

 ただし、特色化選抜の記述問題は、わりと良問や骨がある問題が多いため、採点する側にもそれなりの力が要求されますから、ちゃんと担当科目に応じた先生に見てもらいましょう。また、新人の先生などは、かなり採点も怪しいですから、できれば一定以上経験のある先生が良いですね。特に、「採点は全てバイトや本部任せ」の大規模塾ほど、記述形式に関するノウハウが「現場教員」に不足していますから、質問する相手はちゃんと選びましょう。

 

 

 

 続いて、今年の志願状況ですが、おおよそ例年通りですね。学校側の私立高校への振り分けが、今年も裏で順調に行われたのでしょう(笑)特色化選抜の導入当初のように特別大きな混乱もありませんでした。

 

 

 

 定員に対する出願者数が異常に多い学校に関しては、特色化選抜後に出願者数が減ることが予想されます。基本的に特色化選抜は「駄目でも次があるから、多少無理でも志望校を受けよう」という感覚もありますが、逆に一般選抜は「50%が受かるテストで落ちたのだから、次は絶対受かるところにしないと・・・」と弱気になるのが普通です。

 

 

 去年までは20%と80%の割合でしたが、一般選抜の枠が80%も残っているのに、弱気になって志望校のランクを下げる生徒がそこそこいましたから、今年は変更者がさらに増える可能性が高いでしょう。そのため、現時点で定員を大幅にオーバーしている学校は一般選抜である程度修正されるでしょうし、逆に定員割れを起こしている学校も上から多少流れ込んでくるでしょう。

 

 こういった動きも含めておおよそ例年通りですから、それほど慌てることもなく、信頼できる進路指導の先生に相談しながらぎりぎりまで見極めていけば良いでしょう。ただし、学校側の意図を無視して動いている場合は、学校の先生の言うことはあえて聞かずに塾の先生などに相談するほうが賢明です。逆に、学校の先生に指導にそって進路を決めている場合は、塾の言うことは聞かないようにしましょうね。

 

 

 それでは、受験生の皆さん、頑張ってください。

 

 

 

 中2以下の方向けにおまけで書いておくと、学校の良くない指導パターンは「自分のクラスから不合格者を出さないように、本当なら受かるはずなのに安全策をとって無理やり違う高校を受けさせる」ですし、塾はの良くない指導パターンは「落ちる可能性があるか、進学後に苦しむのが分かっているのに、合格実績を稼ぐために無理やり進学高を受けさせる」です。

 

 

 

 どちらにしても大人のエゴですよね。そういった自分のエゴを押し付けるのではなく「本当に生徒本人のために、こうしたほうが良い」と考え、行動してくれる先生を見つけることも重要です。とりあえず、合格実績を大げさに宣伝する塾はやめておきましょう。無理な受験をさせて落ちた生徒たちの犠牲の上に、大きな合格実績があるのですから(苦笑)

 

 

 

 

 

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