「招き猫」1600年以上前に中国にあった!? | 京都の中国語教室 良知学舎

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招き猫

 

招き猫は、富と繁栄を引き寄せる縁起物として称えられてきました。
招财猫素来被誉为招财纳福的吉祥物。

招き猫の2本の前足は、それぞれ異なる意味を表しています。 右足は財運を、そして左足は人とのご縁を招き入れます。

招财猫的两只前爪分别代表不同的寓意。举起右爪,助长财运;举起左爪,则提升人缘。

 

猫が富を招く由来について

 

日本が発祥とも言われますが、こんな説もあります。

 


唐の時代、段成式(だんせいしき)の書いた随筆『酉陽雑俎(ゆうようざっそ)』には

 

「猫が耳にかけて顔を洗うと客が来る」との記載があり、

 

猫が富を招くイメージがありありと書かれています。

 

少なくとも1000年前の唐の時代に「招き猫」のようなものがあったようです。

 

そしてさらに……!!


2014年、陝西省岐山市の南北朝時代の洞窟群から1600年以上前の「招き猫」像が発見され、

 

招き猫の起源がさらにさかのぼりました。 

 

この「招き猫」に似た石像の猫は

 

おうとつのある情緒豊かな目、ぽっちゃりとした体、立った長い尻尾だけでなく、

 

しゃがんだ姿勢で、前足の片方を地面につけ、もう片方は人に向かって手招きしているかのように見えます。

 

その当時、猫が日常的にいたことをうかがわせます。

 

2014年,在陕西岐山南北朝时期窟龛群中发现1600多年前的“招财猫”雕像,将招财猫的起源进一步推前。这只类似“招财猫”造型的猫型石雕——这只猫不仅有凹凸有致的眼睛、胖胖的身体和翘起的长长尾巴,而且还呈现蹲坐姿态,一只前爪放在地上,另一只爪子似乎在向人招手。“表明那时日常生活中就已经有猫存在了。”

 

猫はむかしから人と仲良く暮らしてきたのですね。

 

ちなみにこの写真は、過日「京都御苑」に行った時にベンチで寝ていた猫です。

 

かなり近づいても全く目を覚ましませんでした。

 

この猫、危機感ゼロ、安心しきって寝ているようでした。

 

平和~~~!

 

そんな平和な「京都御苑」で行う

 

「京都を巡る中国語ツアーレッスン、京都御苑編」

 

散策しながら写真もちょっと撮りながら、目にしたものを中国語で言ってみましょう。

実際に見たもの、触れたものは印象に残り覚えやすいですね。

 


☆このツアーレッスンでの文法のテーマ☆

「~している」という「動作の持続と進行について」

”着”、”正在”、”正”、”在”、”呢”を使って言ってみましょう。

このツアーレッスンでは、閑院宮邸跡の他に、九條邸跡、厳島神社、宗像神社をまわります。


 

 

詳細とお申込みはこちらから

秋の京都で、すがすがしい空気をいっぱい吸って、楽しく中国語を学びませんか。

 

是非ご参加ください。また寝ている猫がいるかもしれません爆  笑