京都御苑の拾翠亭
京都御苑の南西、間之町口から入って右側すぐのところにある「拾翠亭(しゅうすいてい)」。
この「拾翠亭」はお公家さんであった九条家のお屋敷があったところに建っています。
およそ200年前の江戸時代後期に建てられました。
当時は主に茶会のための離れとして使用されたそうで、
今も十畳と三畳のふたつの茶室が残されています。
拾翠とは「翠(みどり=緑→緑の草花)を拾い集める」との意味で、
平安時代の貴族が新春に草花を摘んだ風習に由来する言葉とされます。
また、目の前にある池に集まるカワセミ(翡翠)からこの名が付いたとも言われています。
カワセミは、中国語で‟翠鸟cuìniǎo”
鳥なので翠の字の上の部分は「羽」になってますね
此字本义指一种青色的翠鸟,
引申指青绿色鸟毛,
又引申指青绿色,
进而可指色彩鲜明
Cǐ zì běnyì zhǐ yì zhǒng qīngsè de cuìniǎo,
yǐnshēn zhǐ qīng lǜsè niǎo máo,
yòu yǐnshēn zhǐ qīng lǜsè,
jìn'ér kě zhǐ sècǎi xiānmíng.
日本語訳:↓
この字の元々の意味は、青色のカワセミを指します。
それが派生して、青緑色の鳥の毛を指すようになり、
さらには青緑色のことを、そしてさらには鮮やかな色彩を指すようになりました。
「京都を巡る中国語ツアーレッスン、京都御苑編」では、
そんな「拾翠亭」を池にかかる橋からの眺めます。
この景色、写真撮影のいいスポット。
散策しながら写真もちょっと撮りながら、目にしたものを中国語で言ってみましょう。
実際に見たもの、触れたものは印象に残り覚えやすいですね。
☆このツアーでの文法のテーマ☆
「~している」という「動作の持続と進行について」
”着”、”正在”、”正”、”在”、”呢”を使って言ってみましょう。
このツアーレッスンでは、閑院宮邸跡の他に、九條邸跡、厳島神社、宗像神社をまわります。
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