・健康診断は役に立たなかったのか?
・癌が見つかるまで自覚症状は無かったのか?
という質問コメントを頂いた。癌患者なら誰でも聞かれる質問である。
検診については本ブログでも記載する予定でいるがこのペースだと数ヶ月後になりそうである。
私がグズグズしている間にも患者予備軍が本ブログを見ることもあるかと思うので1部記載する。
<呼吸器の検診について>
・胸部レントゲンは患部や読む人にもよるが径約10mm程度以上の大きさで無いと判別出来ない。
・(背骨や胸骨と重なる)縦隔付近の場合、径50mmの病巣を見逃しても不思議ではない。
・肺癌の増大速度を「おおよそ3ヶ月で倍増」と仮定すると「発見時には既に厳しい」。
・一方、CTではスライドピッチにもよるが2~3mmの病巣を発見できる。
・メリットは「半年から1年程度早く」見つけられる点にある。ただし肺癌の発症は潜伏期にも
よるが3~4年程度以前、なはずである。癌の統計に見られる様に発見時に1つ2つの病巣
であっても実際には観測にかからない病巣が多くの場合存在する。半年早く見つけるメリットは
必ずしも決定的なモノではない。
とはいえ1年早く見つければ転移の可能性は低い。また術前or術後の抗癌剤治療もかなり楽になる。
特に運悪く?肺門部や縦隔に重なった患部では肺内転移するまで見つからない場合が多いので、
そう言う意味で「喫煙者及び間接・直接の喫煙経験者」にとってCT検査は重要である。
<自覚症状について>
しかし、より重要なのは「自覚症状」である。私の場合は、
・殆ど眠れない程の、肩こり、胸痛、背中痛等である。
・血痰は無し。
・(今にしてみれば、、)少々のセキ、呼吸が浅い感じ?、食べ物のつまり感?程度である。
診察以前にもネットで調べ「血痰やひどいセキ」が無いことから私は癌の可能性を否定した。
これは完全に間違いである。かなり酷い状態になるまで殆どセキが出ない患者は沢山居る。
<私の自覚症状の一例について>
意外に思われるかも知れないが癌の診察がついた時、正直私は原因が判って「ほっとした」。
それほど背中や胸の痛みは酷かった。ネットや本で自分であれこれ病気について調べたりもした。
今考えれば明らかに異常事態である。にも関わらず私は「癌検診」を受けようとは考えなかった。
たまたま業者の不手際があり、予定されていた出張がキャンセルされ、時間が取れたので病院に
行った。そうで無ければ今でも病院に行っていないかも知れない。
長引く肩こりや背中、腰の痛み、、、これらは内臓疾患の可能性が充分にありうる。
例え定期検診が「異常なし」であっても本人が「何かおかしい?」と感じれば癌や重要疾患の
恐れがあると考えるべきである。
その際、
「自分の親族に癌は居ない」とか
「テレビCMでも大竹しのぶが肩こりの原因は末梢神経のキズ」と言ってた、
等の全く根拠のない情報は排除すべきである。調べて見なければ判らないのである。
またCTを撮影したら、どんなに医者に嫌がられても映像を全てCDに焼いて貰うべきである。
大抵の病院のシステムではディスクに焼いて貰えばwindows PCで見ることができる。
肺は結節が沢山あり、癌病巣を見極めるには上下の断面の流れの中で確認する必要がある。
どこの病院だろうが、どんな医者だろうが、「見逃す恐れ」は常に付きまとう。
私は職業柄「誰も信用しない習性」が身に付いており自分で確認した事以外は信じない。
これまでに恐らくのべ200時間以上はCTやPET、レントゲン画像を見てきたと思う。
見逃された後になって医者や病院の不平を言うのは勝手ではあるが、有効な手法では無い。
5mmピッチ以下で撮影してもらい、自分でチェックするのが最低限の「癌検診」と考える。
・癌が見つかるまで自覚症状は無かったのか?
という質問コメントを頂いた。癌患者なら誰でも聞かれる質問である。
検診については本ブログでも記載する予定でいるがこのペースだと数ヶ月後になりそうである。
私がグズグズしている間にも患者予備軍が本ブログを見ることもあるかと思うので1部記載する。
<呼吸器の検診について>
・胸部レントゲンは患部や読む人にもよるが径約10mm程度以上の大きさで無いと判別出来ない。
・(背骨や胸骨と重なる)縦隔付近の場合、径50mmの病巣を見逃しても不思議ではない。
・肺癌の増大速度を「おおよそ3ヶ月で倍増」と仮定すると「発見時には既に厳しい」。
・一方、CTではスライドピッチにもよるが2~3mmの病巣を発見できる。
・メリットは「半年から1年程度早く」見つけられる点にある。ただし肺癌の発症は潜伏期にも
よるが3~4年程度以前、なはずである。癌の統計に見られる様に発見時に1つ2つの病巣
であっても実際には観測にかからない病巣が多くの場合存在する。半年早く見つけるメリットは
必ずしも決定的なモノではない。
とはいえ1年早く見つければ転移の可能性は低い。また術前or術後の抗癌剤治療もかなり楽になる。
特に運悪く?肺門部や縦隔に重なった患部では肺内転移するまで見つからない場合が多いので、
そう言う意味で「喫煙者及び間接・直接の喫煙経験者」にとってCT検査は重要である。
<自覚症状について>
しかし、より重要なのは「自覚症状」である。私の場合は、
・殆ど眠れない程の、肩こり、胸痛、背中痛等である。
・血痰は無し。
・(今にしてみれば、、)少々のセキ、呼吸が浅い感じ?、食べ物のつまり感?程度である。
診察以前にもネットで調べ「血痰やひどいセキ」が無いことから私は癌の可能性を否定した。
これは完全に間違いである。かなり酷い状態になるまで殆どセキが出ない患者は沢山居る。
<私の自覚症状の一例について>
意外に思われるかも知れないが癌の診察がついた時、正直私は原因が判って「ほっとした」。
それほど背中や胸の痛みは酷かった。ネットや本で自分であれこれ病気について調べたりもした。
今考えれば明らかに異常事態である。にも関わらず私は「癌検診」を受けようとは考えなかった。
たまたま業者の不手際があり、予定されていた出張がキャンセルされ、時間が取れたので病院に
行った。そうで無ければ今でも病院に行っていないかも知れない。
長引く肩こりや背中、腰の痛み、、、これらは内臓疾患の可能性が充分にありうる。
例え定期検診が「異常なし」であっても本人が「何かおかしい?」と感じれば癌や重要疾患の
恐れがあると考えるべきである。
その際、
「自分の親族に癌は居ない」とか
「テレビCMでも大竹しのぶが肩こりの原因は末梢神経のキズ」と言ってた、
等の全く根拠のない情報は排除すべきである。調べて見なければ判らないのである。
またCTを撮影したら、どんなに医者に嫌がられても映像を全てCDに焼いて貰うべきである。
大抵の病院のシステムではディスクに焼いて貰えばwindows PCで見ることができる。
肺は結節が沢山あり、癌病巣を見極めるには上下の断面の流れの中で確認する必要がある。
どこの病院だろうが、どんな医者だろうが、「見逃す恐れ」は常に付きまとう。
私は職業柄「誰も信用しない習性」が身に付いており自分で確認した事以外は信じない。
これまでに恐らくのべ200時間以上はCTやPET、レントゲン画像を見てきたと思う。
見逃された後になって医者や病院の不平を言うのは勝手ではあるが、有効な手法では無い。
5mmピッチ以下で撮影してもらい、自分でチェックするのが最低限の「癌検診」と考える。