先月、16年飼っていた小型犬シーズーが虹の橋を渡ってしまいました。

シーズーの寿命は平均14歳から15歳だと言われているので、

人間の年齢だと90歳ほどになると思います。

 

3か月ほど前から認知症になり、ペットサークル内を徘徊しだしました。

後ろ足が弱り、障害物がなくてもこけるようになりながらも徘徊は止まりませんでした。

性格も穏やかだった以前と違い、やや凶暴になってしまいました。

排泄物等の世話に追われ、最後近くはかわいがってやることが出来ませんでした。

 

息子がいた時は、息子の弟のように一緒に大きくなったのに

息子が大学生になり、県外で下宿するようになってからは

家族というより、ただの飼い犬になってしまっていました。

 

16年も一緒にいたので、いつもそばにいるのが当たり前になり、

高齢犬なのに近い内に旅立ってしまうことを予期せず、忘れていました。

 

小学校教科書の国語に出てくる「ずーっと ずっと だいすきだよ」の話のように

「ずーっと ずっと だいすきだよ」と言って抱きしめてあげればよかったと

何度も思います。

 

この旅立ちにより、命は儚いもので決して後戻りできないということを思い知らされました。

 

だから、いつか終わってしまう命のために周りの人に悔いのないように尽くしなさい。

いつも弛まず尽くしなさい。

 

そう言い残して我が家の犬は遠くへ旅立ったように思います。

 

 

 

 

 

 

塾の生徒がご家庭の都合により6月末で退塾されました。

 

退塾の際の最後の手紙が計算のための古紙の下に隠されるように置いてあり、見つけるのに時間がかかってしまったことと筆不精でアップが大変遅れました。でも、すぐに見つからないようにしていたことは彼らしいなと感じました。

 

手紙を読んで私が指導に悩んでいたことを、ちゃんとわかってくれていて彼は私が思ったよりずっと大人だったんだと思いました。

 

手紙の四隅に螺旋をL字型にしたのがあり落書きだと思い消してしまったのですが、後から考えると表彰状のつもりだったようです。

 

お母さんもとてもいい方で最後の日に丁寧な挨拶をしてくださいました。

 

彼のこの手紙が、これからの他の生徒への指導の励みや力になったことを感謝します。

 

彼の将来が、より輝いて素晴らしいものでありますように。

 

久しぶりの更新になってしまいました。

実はこの春から毎土曜日だけで、
それも年に数回ですが専門学校で講座を持つことになりました。

ですので、その授業の下調べに時間がかかり
今まで生きてきた中で一番忙しいのではないかと思うような日々を過ごしました。

でもそんな中、私を常に励ましてくれたのが生徒の努力する姿でした。
小学生でも、まだ生まれて10年ほどでも努力することを知っている、
努力しなければならないことを知っている。

そのことは、忙しすぎる私をいつも励ましてくれました。
そして、子どもたちの努力する姿は
私の原動力になっていることにも気づかされました。

生徒一人ひとりに感謝し、子どもたちとともに歩むつもりで、
これからもたくさんのことを学び
子どもたちに返していきたいと思います。