本日、BOSSのご好意に甘えて、また、皆さんを出しぬいてプロペラの「ヴェニスの商人」を観てきました。東京芸術劇場の中ホール超満員のお客さんで大変熱気のあった舞台でした。
セリフ自体は英語ですので言葉の表現についてはあまり判断は出来ないのですが(ガイドのイヤホンで同時通訳は聞いていましたが)、役者14人(全員男性)のエロキューションというか発声のバランスが絶妙で全編ある種、音楽を聴いているようでした。
スピーカーによるBGMは一切無く、今回の私たちの芝居と同じように、役者達の作る擬音を効果音として使う手法ですが、役者さんたちのコーラスが絶妙で全員でバランスを取り合っての音作りが見事でした。
そして、なにより見事だったのは、役者さんたちの体の動きでした。14人が舞台の上での配置やそれぞれのポーズが実に調和が取れているのです。また、台詞をはくときの姿勢や動きが大げさではなくピタッと決まった動きでした。
全体としてわりと静かなトーンでしたが動きに全く無駄のない、独特のリズム感のある舞台だったというのが私の感想です。
終演後のロビーには野田秀樹さんがうろうろしていました。話しかけたかったのですが、気の利いた言葉が浮かばず何もできませんでしたが。
8月21日~30日には野田さんの「贋作・罪と罰」をミュージカル化した「天翔ける風に」がこのホールで上演されるということですので私はこれは観にいこうと思ってます。