5年間、親子メンテをさせて戴いている、クライアントYさん。

 

外資系企業でバリバリ働かれつつ、いつも90代のお母様の手を引いてソローリソローリ(転ばぬように)、やって来られます。

 

いつもにこやかで😊笑うと目がなくなる恵比寿顔。

仏さんかな。

以前おみやげに、大仏さんのクリップをくださって、ちょっと噴いた。

「Yちゃんは…優しい子なのよ」ってお母さんに耳打ちされたことがあります。そうでしょうとも。お母様もね。

 

そんなYさんですが「今日は、ちょっと出張あけで疲れて…」とアンニュイな様子でした。

 

◆いつもより紅舌👅、点刺(赤いブツブツ)あり。

ーーー熱感あり。心経注意かな。裂紋(裂け)もあり…栄養の消耗と脱水。胃腸に注意。

 

◆脈は数…いつになく速い。心経絡やっぱり注意。

 

◆眉頭の(攢竹 さんちく)あたりに赤い湿疹。膀胱経はどうか。

攢竹は眼精疲労などにきくツボですが、私は除霊ツボと呼んでます。脳の不要な電気を抜き差ししやすいスポットですが、施術業5年たった今でも、不用意に抜くとやられちゃう。

 

◆いつももちもち美肌のYさんですが、本日は右頬からアゴにかけてプツプツ発疹、お疲れで少し免疫ダウン↓↓か

何らかのウイルスや菌と攻防戦し、食い止めている感じ。これも膀胱経があやうい。

 

以上からーーーーーー

オーバーワークで脾(消化器)の機能が下がったところに、出張など環境ストレス、過労が重なり、膀胱経の異常、皮膚症状が出ている感じかな。

 

 

 

 

人混みのシェディングも依然です。秋からレプリコンワクチソが始まりますが、もうアイスクリーム等に入っている可能性があるとあんぐり

ナカムラ先生、相変わらずの情報収集&処理力です。

 

 

 

 

「あ!消化の低下といえば、軟便がたくさん出ていて、残便感がありました」と。

 

しかしYさん意識高いので、お疲れを改善しようと、「家でビワ蒸し(よもぎ含む十種の薬草蒸し)をしてきました🌿」と仰る。

 

 

蒸しデトックスはいいですね、温まるしね。

でも、出したぶんの栄養補充をしないまま来られたので、体液を消耗された様子。すぐにミネラル水を飲んで戴きました。

 

 

 

 

いまお気に入りの古代ミネラル。

 

 

 

 

 

まだ症状が皮膚の段階でよかった。デトックスできている。これを、単なる肌トラブルだと思って薬で押し込めると、奥に入って厄介なので、出しきっていただきたい。

 

とお伝えしつつ、経絡&自律神経を測定したらーーーー

 
 

 
 

けっこう当たってる。

 

 

脾と膀胱↓ダウン。心&小腸↑たかぶり。

 

この機械って、使いこなせるようになったら、だれでも「人間測定機」に近づけるんじゃないかな。

 

 人体を見れば、経絡&自律神経のコンディションがわかるような、訓練ができるマシンだと思うんです。

 

昭和25年製。本当に偉大な発明かもしれない。

 

 

でも予測できなかったことがあります。

いつも通りにこやかなYさんなので、数値も穏やかだろうと思ったら意外と高値!(平均値(緑のライン)は50〜80)

 

 

 

「あ!ここに来る直前まで、電車で会議のレジュメを読み込んでたからかも。あしたも遠方に出張で、早朝フライトなんです」って。

 

それはそれは交感神経びんびんでしょう。

 

胆経絡の↑たかぶりも望診では読めませんでした。まだまだだな。

 後でCS60をしたら、お腹が張っているので、関連がありそうとは思いましたが、

 

心経↑アップ&膀胱経↓ダウン 

 

という組み合わせでも腹がハリ、あるいは下痢、軟便として現れます。

 

 

 

 

そういえば、ウン💩がガッツリ出ると「心経」がアップするという報告があるので、

 

 

ウン💩と🫀ハート の関係も研究してゆきたい。

 

 

 

 

 

 そして膀胱経が左右揃って↓ダウンしてる場合は、

『長期的な緊張感からの解放』を指すという。

 

 

なるほど。あすの出張を乗り越えたら、ウイークエンドですし、観光して行かれたらいいのでは。湿疹もおさまってくるんじゃないかしら。

 

「そうなんです。出張先で一日くらいは観光したいです。でも、母がまた具合が悪そうなので、トンボで帰ります」

😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊にこにこにこ、

😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊にこにこにこ、

 

 

って。。

 

 

こんなYさんに、少しでもゆるんでほしい。CS60施術はなるべくやさしくやさしく、脾胃はビワキューで活力を、頭部は純金棒で電気を抜きます。

 

 

代役。

 

 

アフターティはえんめい茶×葛湯×ろくすけ塩×がーっと粉をまぜた薬草スープを。

 

 

 

 
葛根ならずとも葛粉は、軟便がつづき滋養が消耗している、このようなクライアントさんの、脾の気(消化)を上げ、お疲れをいやします。
お肌の発疹にもいい、軟便にもいい。
 
うちではいつも常備しています。

 

 

補中益気湯も、少しプレゼントしました。

私はホエキン(冒頭)をよく使っています。私物です。

 

補中益気湯は「漢方のオロナミンC」と呼ばれ、へたな精力ドリンクをのむより、安全に、やさしくお疲れが取れることがあります。

 

 

以前も書いたけれど、こちらの漢方先生のエッセイがすてきで、もう五度読みくらいしています。

 

おれがおれがと承認欲求あふれる世に、この方は「自分は学究の徒にすぎない」と自分語りせず、古今東西の漢方事情を滋味あふれる筆致で、だれが読んでもわかりやすく、それでいて薬性がキンと脳に刺さるエッジを効かせて綴ります。胃の腑にしみます。

 

読むクスリってのはこうゆうのだよな、、と白目をむいている次第ですチーン

 

 

 

おまけ。

 

夏に義母みつはしちかこの「80女一人暮らしエッセイ」が出ます。もうかれこれ300冊目くらいの出版になります。この人の精力はどうなっているんだろう。
 
「一斉に口をひらく、ウィーン少年合唱団のようなスイセン」・・
・・みたいな、草花の描写がほんとうにみずみずしくて、私の口もぽかんとひらいています。
 
これぞ読む滋養。
 
葛湯のスープをかき混ぜながら(味噌とか入れてもうまい)、ふにゃふにゃと床に転がってしまうんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  おしらせ

◆家族友人スタッフで厳選。数カ月〜数年じっくり吟味した物を扱っています。SANKA良品。

 

 

 

 

 

◆施術予約は、現在2〜3か月待ちで承っています。