初夏きたる。
「このくらいの季節がおれは一番好き。命バンザイ、て感じがする」と語る男の子とすれ違いました。
命の晩夏にあるおばさんもこの季節が大好きよ。バンザイ。
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通い始めた学校が面白くて熱狂の渦に巻かれています。
リアル通学は刺激的だけど、zoom受講って本当にありがたいですね。調べ物したり寝そべったりスクワットしたりおやつ食べながら参加できる…多動のためにあるようなもの。この風潮ばかりは珍コロに感謝したいです。世界の支配者さんたちありがとう!
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と、意気込んでるのはいいんですが、さすがに無理を重ねると体にガタがきて、
昨春、(1)安曇野へ引っ越しを終えた頃から、右膝がバキバキしはじめ、
今春、(2)両親と再会できた帰り道(ロングドライブ)、急に両膝がパンパンになり。
屈伸も正座もできぬ身となってしまいました。イテテテ⚡⚡
(3)思えば30代、トレイルランニングで痛めて以来、右膝はずっとネックでしたが、
内海式精神分析の講座でおそわった豆知識では、
足首は幼少期のトラウマ、膝は10代のトラウマ、腰は20代以降のトラウマに起因する可能性ーーー私の場合あてはまりそう。
右膝なので父性の領域なのか、この春、久々にお父さんとハグしてから激化した気がします(2)。
そして(4)、珍コロ以来数年間の社会的ないらだち。
そして実は心の底にある(5)「もう歩きたくない、引きこもりたい、怠けたい」というメンタル。
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と、ここまで分析できたのに、私は西洋学的な「変形膝関節症」のイメージに囚われてしまいました。
そして東洋医学的には「膝だから“腎”かな」と安易に連想してしまいました。もちろん腎も関係あるんですが、
そうすると骨や関節や、むくみばっかりに意識がいくじゃない?
念のため整形外科でレントゲンを撮ってもらったら、
「はい、“棘”がちょっとありますね。ご年齢が進めば変形性膝関節症になりそうですね」と、通り一遍の診断をいただき、ヒアルロン酸注射を打たれそうになる。それはたぶん必要ないと思います
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「なかなか治らんなー」と、自分に施術していてふと気付いたんですが、これ、骨(軟骨)はぜんぜん悪くない。
(6)スジとか、腱だ。
(7)そして押してもへこまない、パンパン張ったむくみ。
これは中医学でいう“肝”の疏泄(巡り)ってやつじゃない?
そういえば、幼少期から軟便のほうなのに、この一年ほどはウサギの●みたいなコロチビです。
これは、ひょっとして加味逍遙散がきくやつかもしれない。
婦人科に用いたことはあるけれど、(1)〜(7)のような、“肝”の循環障害?ではどうなんだろう。
と思って試してみたらね。もう秒で・・・😮!!!
とはいかないけど、半日でスクワットできるまで回復しました。
正確にいえば、加味逍遙散に、お釈迦様のタネ を合わせのみしました。
市販の粉末タイプのタネは、重要な成分を抜いてる商品がほとんどなので、生のタネを自分で粉砕して使ったほうがいい。
↑なんて、とても危険なことですので、信用しないでくださいね。だめですよ。政府がだめだと言ってるんですから。
シアン化合物シアン化合物シアン化合物は毒ッ。
でね、加味逍遙散。
“肝”だとしたら、食養生は“麦”。というわけでビールとブレンドしてみました。
というのは言い訳で、ひとくち飲みたかっただけなんだけど、思いついて加味逍遙散とMIXしてみたら、これがシンデレラフィット。
なんでしょうこの美味い飲み物は。
意思あるところに発明は生まれる。なんちて。
ほろにがスッキリの初夏カクテルが出来ました。
でも良い人はほんとうに真似しないでください。これ絶対に漢方の先生に怒られるやつです。
方剤って、はまれば即効~なことを体感しましたが、
だからこそ連用してはいけない。
調子に乗って飲み続けて、数年後に再発したとしたら、もはやこの漢方はきかないでしょう。
痛みが引いたら、すぐやめる。
そして、落ちてしまった筋力のトレーニングをしながら、(1)〜(5)のメンタル的原因にアプローチする。
無理な重労働をせず、こじれた父性問題をなだめつつ、社会に憤りすぎず、歩き続ける。
「歩」はやっぱり肝の課題です。そういえば最近歩いてもいませんでした。走るか車に乗るか、すぐに目的地に辿り着こうとしていました。
そしてジムや武道ばかりにご執心。
明治神宮の至誠館でもそうだけれど、安曇野の師匠にも力みすぎるとしかられ、ほうほうの体です。
しかし屈伸も正座もできない膝では、合気道はままならず、おやすみを余儀なくされました。
そこでおとなしくしてればいいんだけど、寝返りすら痛む身体だと、だんだん鬱々としてくるじゃないですか。
それがとても私の精神には良くないので、「何ができるか」考えた末、
太極拳デビューしてみました。😆
格闘家から舞踊家から主婦さんまで、平均年齢over65かな?
「お年寄のすなるもの」と今まで敬遠していましたが、これがけっこう難しいんです。
生まれたてのバンビみたいにぷるぷるしちゃう。
「Welcome‼︎」と気さくなドラえもんのようにおなかの大きな師範は、月刊『秘伝』の名人年鑑 にも載っている老師です。
五指のひとつひとつに気を通す方法から、大地としっかり接続する方法など、「氣」をあつかう初歩からていねいに訓示してくれます。
自分では毎日あたりまえのように施術で使っていたつもりの「氣」も、青空のしたでは何かが違う。温度が違う、色が違う。圧がぜんぜん違う。
何より、めちゃめちゃ気持ちがいい。
太極拳、なんて奥が深いの。懐が広いの。これ極めようとしたら大変なことになっちゃう。
と、途方もない予感に振るえながら、青空のもとで立ち尽くしているのです。
*ちなみに筋肉、骨、関節の疲労全般にと、ホメオパシーレメディーのラストックスとルータも頓服しました。
施術疲れにもときどき使っています。
*おしらせ。明日(28金)1430〜から、60分(10000円)でよろしければ飛び込み施術枠を承ります。
ご新規さん以外になりますが🙏ご希望の方がいらしたら
マネジャー青木までご連絡ください
📞○9○19978935