最近私たちが首ったけの、リネンのアーシングシーツ(電磁波対策)。グレー色の部分が銅線になっています。
昨年、やんごとなき方とおそろ の、ヘンプのアーシングシーツをご紹介しました。
こちらは、確かに除霊レベルといえる逸品だと思いますが、あまりに高価で大事にしすぎて、自分が毎日使えないというジレンマに陥っておりました。できれば神棚か仏壇にしまっておきたい。
一方、上のリネンのシーツはその1/10の価格(別途、アース用に「プラグインアース」が必要になります)ながら、実用性に優れ、ざぶざぶ洗って心置きなく使えます。よくぞ出会えたぞと 自分達そして施術のお客様のために何枚も揃えました。
しかも、「寝起きの不快感がなくなった。あなたがかつて買った数千個の健康グッズのなかで、1、2の実用性を感じる」
と珍しく熱く言い出した青木さん。
よほど腑に落ちたのか、自ら電磁波測定師の資格をとりに行きました。
そしてリネンシーツの取り扱いを始め、これは世に訴えたい、生活電磁波についてブログ記事を書きたいと言い出しました。わかりました書いてください。
そんなわけで以下は、青木の執筆です。
東京・代々木上原という都心に暮らして21年。
その間、iモードの二つ折り携帯(2G?)から、5Gスマホへ。
途切れがちだったダイヤルアップのネット接続から、高速光回線&WiFiへ。
往来に電気自動車とLED掲示板があふれ、駅は自動改札とホームドアが完備。
いくら感度低めの自分でも、電磁波量は指数関数的に上がっているのではないか、と危惧しています。
昨年、同じ代々木上原内で居を移して以来、どうも常にモスキート音的な高周波が頭上を飛び交っている感があり、
具体的に不調を来すには至らないものの、何らかの不調の発信源になっているだろうとは、うっすら感じていました。
50代の足音が近づき、自分なりに心身と生活環境のメンテをせねばということで、
まずコロナ前に銀歯のアマルガム(水銀)を全摘出 することになり、つい先日、2年がかりでようやく完遂しました。
電磁波障害もそうですが、アマルガム由来の不調にしても、なかなか自覚しづらく、表現しづらい。
ある日突然ではなく、長年の積み重ねで不調が慢性化しているわけで、ある意味、慢性不調の状態がデフォルトで、その状態を保とうとするホメオスタシスが働いている、とも言えそうです。
ですから、一気にアマルガムを抜くと急な環境変化でホメオスタシスが狂うこともあるそうなので、2年がかりでゆっくりと。
ですが、そんなペースだと「水銀抜けた!」なんて小躍りするような劇的瞬間が訪れず、「う‥‥ん、まあ、楽になった‥‥かな?」くらいの微細すぎる変化です。
強いて言えば「マイナスではなくなった、たぶん」という感じ。慢性不調が軽減される感覚は、ぼんやりと心もとないものです。
ですから、メンテ第2弾としての電磁波対策に挑んだ今回も、前のめりな期待感ではなく「マイナスでなくなればいいな」くらいの心持ちでした。
もちろん、電磁波対策は全く初めてではありません。
ハヤカワとともにスピノル、レヨネックス、bhado、カーボンバランサー、cmcなどのグッズを物色。
生まれてから指輪もピアスもネックレスもしたことのない自分ですが、
私のスマホにはWAVESAFEとスピノルのシールとbhadoのプレートが宝船状態で、もはやご利益のほどは判然としません。
室内のあちこちに、ハヤカワのしわざで電磁波中和シールやシートが護符のように貼り巡らされ、サロンの奥には守護神・ドゥプレックスが鎮座しています。
ただ盲点は、これらのグッズがおしなべて高周波、スマホやWiFi向けに特化されたもの、という点。
頭上高くばかりを気にかけていたのですが、敵の本丸は家電や配線など、首から下に渦巻く生活電磁波(=低周波)だったのです。
そのことに気付かされたのは、電磁波対策の要、室内の電磁波測定を「レジナ」社にお願いしたから。
今回は吉祥寺の新サロンの測定をお願いしたのですが、単身現れたのは、女性測定士のNさん。
電磁波についての基礎講義と、室内各所の電磁波測定を行い、約2時間で2万円弱という価格です。
自分としては測定(結果は、低くはないが高すぎることもなく。ただ壁とか床とか天井とか、場所によって細かく数値が変わるのが面白い)以上に、彼女が語る豆知識や裏話のほうが興味深かったです。
ざっと箇条書きしてみます。
●鉄筋ビルより、木造家屋のほうが高電磁波になりがち。理由は、鉄骨がアースの役割を果たすのに対し、木は電磁波が筒抜けのため
●一戸建ての配線は、天井を通っている場合が多い。1階の天井ということは、2階の床。すなわち、寝室や子供部屋の多い2階の床は、おしなべて高電磁波
●家庭内での高電磁波エリアは、冷蔵庫、電子レンジ、IH調理器などが集中する台所
●頭上高くの大型エアコンより、足元近くの小型ヒーターのほうが要注意。とにかく、家電との「距離」が電磁波量の決め手
●パソコンで、デスクトップよりノートのほうが要注意なのは、アースがないためと、パソコンとの距離が近くなるため
●要注意に思える大型テレビだが、意外にも電磁波は低め。理由は、アンテナ線がアースの役割を果たしているため
電磁波は目に見えませんが、配線は目に見えます。
てはじめに家電の配置と配線に気を配ることが、家庭内の電磁波対策の第一歩のようです。
人一倍心身の不調に鈍感と申しましたが、それでも、40代半ばからの末端冷え性および頻尿との攻防は、年々切羽詰まります。
冬場、店頭でかざされる検温器に「35℃台」とか「測定不能」と表示させ、店員さんを「あれ、おかしいな?」とうろたえるさせることはしばしば(おかげで現在は週2回ジョギングをさせられています)。
また、映画や舞台の鑑賞中に、2時間尿意を我慢できず、クライマックス直前で人波をかき分けてトイレに駆け込むことも珍しくありません。
これら現代人に顕著な冷え症状が、電磁波にもたらされている可能性は否定できません。
それだけでなく、朝起きた時の何とも言えない、首から腰にかけて背面がギギギときしむような、目覚めの倦怠感(寝る前は生き物だったのに、起きたら旧式のロボットになったような)。
いつからか判然としませんが、同じく電磁波由来のような気がしてなりません。
ということで、このシーツでアーシングしてみたところ、
おや、朝起きても普通だ。
この「普通」がキモで、先に述べたように、劇的な爽快感や「超気持ちイイ!」と叫ぶような感じではありません。
朝、気づいたら背中が重だるくない、「マイナスではない」。
でも、そのことにたった一日で感づき、続ける限り普通を維持できる感じが、かつてないような気がするのです。
「電磁波が、私を呼んでいる」
と珍しくも使命感を抱き、みずから電磁波測定士の講座に足を踏み入れたのです。
(長すぎるので、後半「講座編」に続く)