・「今夜、ロマンス劇場で」
期待 △
没頭 ○
結果 ○
好感 ◎
リピート △
ーー予告編で観た時は、「面白そうな設定だし、こういう雰囲気好きだな」って思った。ただ、なんとなく予告編だけで結末が予想できたので、正直、観に行くのを少しためらってたし、あまり期待もしてなかった。
ちょうど、映画を安く観れる日だったのと、この映画の感想をネットで見て、行くことに決めた。感想には「ある程度、予想通り進んでいったけど、意外な伏線がはってあった」とか「すごく泣けた」とか心温まるような感想などが多かった。
見始めて感じたのは、なんとなく「ニューシネマパラダイス」のような昔のシアターのほのぼのした空気感。昭和の古き良き時代を微笑ましく描いた作品。コメディタッチなところもあって、安心して笑えたり微笑んだり感動できる映画になっていた。「映画界に携わった老人が昭和の撮影所の雰囲気を懐かしみながらロマンスあふれる妄想で作り上げた物語」という面もなくはないので、ある程度、予想通りに進んで行くのに多少退屈しないこともなかった。とはいえ、思ってたようなラストではなく、意外な形に展開し始めたので、そこは面白いと思った。ただ、最後はなんとなく落ち着くべきところに落ち着いた、て感じたかな。
比較的年配の女性客が多かった気もするけど、会場では啜り泣いてる音があちこちでしていたし、すごく心温まる映画だったと思う。個人的には、ネガティブなエネルギーやグロテスクなシーンを用いて緊張感を与えメリハリをつけようとする作品よりかは、やさしさのある喜怒哀楽で描かれているこの作品のほうが、とても好感がもてる。
そういった形で心をグッと引き込んで、感動させてくれるような作品を僕は観たいと常々思ってる。