・「ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜」
期待 ○
没頭 ◎
結果 ◎
好感 ◎
リピート ○
「XP」という、太陽の光に当たると神経に影響が出て死に至ってしまうという病気をもつ女の子が主人公の映画。そのため、父親に守られるように幼いころから家の中で過ごし、部屋の窓から家の前を毎日通る同年代の男の子に恋心を抱きながら高校卒業する年齢を迎えた頃、その彼と「出会い」病気のことを隠しながらも太陽の出ない夜のあいだだけ過ごす、という設定。
設定が設定だけに、とても特殊で「制限」されている分、「普通」にみえるようなシーンでさえ「特別」な感動を覚えた。
良い意味で「毒気」のない映画。話を盛り上げるためにつけようと思えばつけれそうな、「悪役」や「毒気」みたいなものを付け加えない分、ストレートにシンプルに伝わって来るものがある。人によってはそこにストーリーの物足りなさを覚える人もいるのかもしれないけど、個人的にはすごく好感を覚えた。映画館を出た後、普通に生活できてる自分にも感謝を覚えた。
とはいえ、暗い気分になるような映画ではなくて、すごく明るくてハッピーな気分になれる映画。
そして映画の中では音楽(歌)が所々でとても良かった。ギター弾いて歌うシーンはすごく好きだな。
映画を観ていて感じたのは、人生にもいろんな設定や生き方や選択肢があるのだな、ということ。「彼」にも早く病気のこと打ち明けたって全然問題なさそうなのに、と思いながら見てたけど、それだと、おそらく「無難に」人生は進んでいってしまうのかもしれない。
我々が地球に生まれてくる意味、みたいなものも、似たようなものなのだろうな。人生というストーリーの中で、その中にいると、とかく「無難さ」や「幸せ」みたいなものを追い求めてしまうけど、「衝動」みたいなものはそこで様々な「体験」をしたがっている。その体験があるからこそ得られる「感情」があるわけで、そのために「人生」はあるのだろう。
そう考えると、人生は誰になにが起きても「おっ、やってるね」て思えるし「まぁ、好きにしろよ」って思えてくる。
オススメの映画です。
幸せな気分を味わってください。