Premiere Pro CCのクロマキー合成を試すための動画作成研究記録。
グリーン背景用紙を用意して、人形を撮影、動画で背景透明化に挑戦。
作った動画がこちら。
Youtube:
クロマキー合成をきれいに透明化するには課題が残った。
被写体のウルトラマン人形が銀色なので、緑背景に近づけて撮影すると、銀色に緑色が映り込んでしまう。
そのため緑色部分が透明になってしまう。
背景用紙は大きめに、被写体を背景用紙から離して撮影することがのぞましい。
怪獣ネロンガなどは色が濃いのできれいに背景だけを消すことができた。
レッドキングは手のひら部分の一部が緑色をしていたので、そこだけ薄く透明になってしまう。
そもそもグリーン背景でなくても良いので、被写体によって背景色を変えればよい。
クロマキー合成とは関係ないが、動画を作成しているうちに凝ってきて、数秒の動画が4分動画になってしまった…。
とくにスペシウム光線の特撮部分は8回も作り直しをしてしまった。
スペシウム光線の作成方法は別の記事にした。
スペシウム光線の作り方!
https://ameblo.jp/studiohermit/entry-12843374484.html
凝っているうちにタイトルまで作った。
メフィラス人形劇は当初、予定していなかった。
「ことわざ」を挿入するだけのつもりが結局作りこんでしまった。
メフィラスの顔が光って話すシーンはPhotoshopで静止画像数枚作成、アニメ化させたものだ。
ほんの数秒なのに、アニメ制作は大変っ!
PhotoshopとIllustratorでロゴ、タイトルなどを作成。
AE(After Effect)などは使わずに作成した素材をPremiereProだけで編集して動画にした。
ウルトラマンが空中で回転して怪獣を蹴りつけるシーン。
逆回転音の素材を作るのに苦労した。
なんでも逆回転させればそれなりになると思ったら意外とむずかしい。
八つ裂き光輪でザラブ星人を真っ二つにするシーン。
八つ裂き光輪のアニメは比較的簡単だった。
これらはわずか数秒なのに、アニメや効果音を作成するために時間がかかった。
できあがってみると、なんともアナログチックの人形劇である!
版権に考慮して「チン・ワルトラマン」(原題:ワルトラ9)としてみた。
ロゴもイラストレーターで作りこんである。
エンディングではカウントダウンからの2回の変身アクション。
ブラックホールに吸い込まれて逃げ切れずにどっかへ行っちゃうシーン。
ついつい時間と労力をかけた割には、チョロイ人形劇となってしまった。
しかし、これだから特撮動画作りはやめられないっ!!
I’ll be in touch.