昨年の12月頃から準備をしていた
STUDIO F+の映画「香港から来たダイアナ」の
劇場公開に向けての作業が佳境に入っており
2月に入り多忙な日々に突入・・・
ほぼ毎日、モニターに接続した
Mac Book Air M1の画面を1日
10時間以上見ている状況です
そうなんです
私が今回の映画で使用した
編集用の機材はMac Book Pro
ではなく
Mac Book Air M1 です
これ1台を使用して
映像編集、音編集など
全て行いました
Mac Book Air M1って
実はものすごいパワーが
あるんですね
(完全にAppleの宣伝ですが)笑
映画「香港から来たダイアナ」は
2024年の1年間をかけて世界13ヵ国以上の
国際映画祭に映画を出品し32の映画賞を
獲得した作品ですが
日本での正式上映、公開はまだでした
昨年1回だけ、北千住と神戸で開催された
日本映像グランプリで一般審査上映で
上映されただけで、広く一般公開は
未定のままでした
しかし、昨年末に東京のある映画館から
上映の話がありまして、いよいよ本年
2025年5月下旬に限定公開ながら
劇場公開が決定したのです
それからというもの
劇場公開用のポスター、チラシ製作から
STUDIO F+のサイト更新と
映画公式サイトの作成などなど
劇場公開の準備に追われています
(詳細は3月にブログ、SNSでお伝えします)
昨年の海外の映画祭に出品した際も
映画ポスターなど、すべて私ひとりが
手がけていたのですが
以下のポスターは
海外の映画祭用に製作したポスターであり
いわばインターナショナル版ポスターです
映画のヒロインである
Diana Satoの横顔が印象的に
見えるように製作したポスターです
3月ごろにお見せしますが
今回の日本初上映にあわせて
ポスターのデザインを一新しており
日本国内バージョンのポスターを
製作しました
さらにポスターだけではなく
東京都内の映画館などに置く予定の
映画チラシ両面のビジュアル
内容なども製作しており
すべてワタクシが
ひとりで手がけています
さて
日本での劇場公開準備で一番ハードルが
高かったのが、映画のDCP変換でした
DCPとは
Digital Cinema Package
(デジタルシネマパッケージ)の略で
映画の映像、音データをDCP規格に
合わせたものに変換しないといけません
映画のDCPについて詳細はココでは
記載しませんが、ネットでさまざまな情報が
出ています
映画「香港から来たダイアナ」の元素材は
1920 x 1080 のフルHDで
Apple ProRes422HQ 23.976fpsで
音はリニアPCMのサンプルレート.48khz / 24bit
ステレオ(2ch)
DCP変換するには有料でする方法と
無料で自分で行う方法の2つがあります
有料とは映画のDCP変換をビジネスとして
やっている業者に約3万円程度から
(映画の尺によって価格が変わる)
お金を支払ってお願いするケースです
Googleで「映画 DCP化」と入力すると
複数の業者が出てきます
また無料で映画のDCPを行おうとすると
海外のサイトにあるDCP化する無償のソフト
例えば、「OpenDCP」や「DCP-o-matic」
といった便利なものがあります
私もDCP-o-maticをインストールして
DCP変換のテストをしてみましたが
確かにDCP 2K Flatとして変換されていたので
問題なく使用できる変換ソフトだと言えます
今回、映画をDCP変換するにあたり
ネット検索をして気がついたのは
多くのサイトが4年以上前の
古い記事ばかりだったこと
2025年の現在、DCP変換の技術は
間違いなく進んでおり
2021年の記事でもすでに古い内容が
掲載されている可能性があります
古いサイトの中には
とても丁寧に説明されているものもあり
初めてDCP変換する私にとっては
ありがたかったのですが
費用負担を軽くするために
有償でのDCP化ではなく
今、手元にある機材とソフトで
DCP変換できないものか?と
考えたのでした
まず
Adobe Premiere Proを使えば
DCP書き出しができるらしいという
ネットの記事を見たので
Adobe Premiere Proを試しに
使ってみることに
しかしー
Adobe Premiere Proの書き出し項目に
「DCP」がありません
おかしいな?と思ったので
再びネット記事を確認すると
Appleシリコン(M1など)の
MacのAdobe Premiere Proには
Wraptor DCPは対応していない!
とのこと・・・
私は念のため
わざわざAdobeカスタマーセンターに
問い合わせをして確認もしましたが
今後もAppleシリコンのMacへの
Wraptor DCPの対応は未定との
回答がありました
つまり現状
Appleシリコン版MacのPremiere Pro
ではDCP書き出しは不可ということ
当然、Windows対応のPCでは
Adobe Premiere Proの中に
プラグインとしてWraptor DCPが
入っているためDCP書き出しはOK
だそうです
Windowsか・・
むむむ・・
Apple M1 Mac Book Airを使用している
私にとって、まず一つ選択肢が減りました
別の記事によると
少しお高いけれどDCP変換するなら
「easyDCP」がベストだとありました
easyDCPのサイトに行くと
確かに映画のDCP変換をするには
問題ないとは思いました
プロが使用するタイプの仕様ですね
お試し版もあったので、まずはeasyDCPを
インストールしてDCP変換をすると
確かに簡単に変換できました
(お試し版は制限があります)
しかし、ひとつ問題が・・
価格が非常にお高いのです
(以下が公式サイトの価格表です)
低予算の自主映画製作者からすると
ひじょーに厳しいプライスですわ
Adobe Premiere Proに続き
easyDCPも選択肢から外れることに
こうなったらやはり
「OpenDCP」や「DCP-o-matic」を
使用して変換するしかないのか?と
ただここで大きな問題がひとつ
映画のDCP変換する要件に
オリジナルフォーマットはProRes422HQの
24fpsでないといけないということ
私の元データは23.976fpsであるため
DCP化した際に24Pに変換すると
音が約0.1%時間が短くなるという問題でした
あらゆるサイトを検索したところ
23.976fpsの音をAdobe Auditionなどで
ストレッチとピッチ(プロセス)の
エフェクトを使用して-0.1して
変換すればOKとありました
その点、お高い「easyDCP」では
わざわざ別途、音だけを短縮しなくても
自動的に23.976fpsの素材を
画、音ともに24fpsに変換して
DCP変換してくれます
では無償で提供されている
「OpenDCP」や「DCP-o-matic」は
自動変換してくれるのか?というと
明確に書かれている記事を発見できず
万が一、画と音がズレてしまっては
DCP変換のやり直しとなってしまいます
ネット記事だけではやはり
その記事が正しいことを書いているのか?
間違ったことを書いているのか?
確かめる手段がありません
ましてや
「OpenDCP」や「DCP-o-matic」に
ついて書かれている記事や
DCP変換をする業者のサイトの多くが
2010年〜2020年あたりの古いもの
ばかりだったのも信ぴょう性に
欠けるかなと思い
「OpenDCP」や「DCP-o-matic」の
使用はいったん保留としました
長々と書き綴りましたが
まぁ、こんなことを12月から2月の
上旬まで延々と繰り返していたのです
なんせ
自分の映画をDCP変換するなんて
人生で初なもので
日本の映画館で自分の作った映画が
公開されるのも人生初です
かつて地元、大分の映画館では
映写技師を3年ほどやっていたのですが
そこで上映していたのは他人の作品ばかり
しかも当時はまだ35mmフィルムを
映写機にセットしての上映でした
私が手がけたドキュメンタリー映画
「映画館物語2007-2008」の時ですら
大きなシネコンにはまだDCP対応の
デジタルプロジェクターは1〜2台程度
しかなかったものでしたが
2025年の現在ともなると
ミニシアターでもDCP対応の
映画館が当たり前となっています
約18年もの歳月の流れの中で
映画のデジタル化の進歩は
着実に進んでいるのですね
さて
自分の映画をいかに格安にかつ
確実にDCP変換をするか?
というテーマですが
最終的に
私がDCP変換で選択したのは
DaVinci Resolve Studio 19で
DCP書き出しをするというものでした
次回のブログにて
DaVinci Resolve Studio 19を使用して
いかにDCP変換をしたかについて書きます
正式な告知前ではありますが
日本初上映記念の劇場版予告編を製作しました
この劇場版予告編が映画館で流れることになります
ほぼ予告編バージョン6.1と同じように
見えるかもしれませんが、新しく編集し直した
最新バージョンです
映画「香港から来たダイアナ」最新劇場版予告編
はこちらよりご覧ください
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最後に
ロシアの独裁者プーチンに鉄槌を!
プーチン支持者に厳罰を!
ウクライナに平和を!







