第2部は、アコースティックセクション。アルバム"My Favorite Songs"のジャケットにもあるチェックのシャツでKellyのみの登場。

軽妙なトークで会場を暖める。イスの高さが微妙だと言うことで、笑いをとっていた。流石オオサカン、笑いにどん欲だ(笑)。

アコースティックギター1本で奏でられるインストゥルメンタル、All In One Pieceでスタート。メジャーキーで心安らぐ楽曲だが、時折もの悲しさも感じさせる。テンポはゆったりとしており、タイム感が非常に心地よい。ピッキングや左手のタッチによる音色変化は流石だ。
ドラムのYosukeが入ってRichard Marxのカバー、Now and Forever。

「え?リチャードマークスってあのポップシンガーの?」と思ったが、このバラードはKellyの甘い声がぴったりはまっていた。このような楽曲を選曲する辺りもKellyの音楽的バックグラウンドの広さの一端を現していると言えよう。

Yosukeのカホンと(おそらくスプラッシュ)シンバルで曲に彩りを添える。2011年7月現在、Yosuke氏はKellyと一緒に東京で住んでいるとのことだが、こんなセッションも日常的に行われているらしい。

一転してRide The StormはMANIC EDENのブルージーな楽曲。Kellyはこのバンドのハスキーヴォイスでブルージーなヴォーカリスト、Ron Youngを気に入っているとのこと。個人的にこのような音域でのブルージー楽曲では、Kellyのヴォーカリストとしての真価を発揮していると思う。ちなみにこのバンドのギタリスト、Vandenbergはアルバムのイラストも自分で描き、エアブラシを使ったイラストレーターとしても活躍している。美術系の才能もあるKellyとの意外な共通点だ。

Kellyはこの日の自分のアコースティックギタープレイに満足がいっていないらしく、「自分の下手さ加減にビックリした」と言っていたが、私のような素人の耳には全く問題がないレベルの話だ。ミストーンらしいミストーンはほとんど無かったと思うが、おそらくタッチによる微妙なサウンドが気に入らなかったのだろう。常に自分に厳しい彼らしいコメントだと思った。
Whitesnakeのカヴァー、Fool For Your Lovingはアルバム"My Favorite Songs"にも収録されている。この楽曲のアレンジも、ボサノヴァ風のコードやリズムでオシャレに仕上がっている。この曲でもKellyのヴォーカルは絶好調だ。ブルージーな音程感、フェイク、語尾の処理などアメリカでの活動の賜だろう。

ここで楽曲に変化が生じた!なんとFool For Your Lovingから安全地帯の『ワインレッドの心』に変わっている。あまりに自然で観客も驚いただろうか、若干笑い声も聞こえた。Kellyと安全地帯の両方のファンの方に送られたのであろうか。こうやって女性ファンをメロメロにするのであろう(笑)。安全地帯を歌うKellyに違和感はない。楽曲の良さを引き出しつつ、自分の歌にしてしまっているところが、またKellyらしいといえよう。ちなみに、KellyのThe Faithというプロジェクトでは、J-POPを意識した歌詞と楽曲を公開している。
楽曲はまたFool For~に戻って、アコースティックセクションを終えた。
第3部、バンドセクションIIはまた後日。
LIVE REPORT No.1 Kelly SIMONZ "The NEXT.. EVOLUTION" 2nd July 2011
LIVE REPORT No.2 Kelly SIMONZ "The NEXT.. EVOLUTION" 2nd July 2011
LIVE REPORT No.3 Kelly SIMONZ "The NEXT.. EVOLUTION" 2nd July 2011
※写真はオフィシャルの許可を撮って撮影しております。
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