$studio417@hori-darkness

●過去音源その6
 この曲は数少ない(笑)私のオリジナル。1999年、当時の持てる力を精一杯出して作った。ジャンルで言えば、ネオクラシカルメタル、いわゆるYngwieフォーマットで書いた曲。勿論、Yngwie風にしようと思って作っているわけではないが、ハーモニックマイナースケールや短3度の分散和音、バッハ風のペダルノートを使うとどうしてもYngwie風にはなると思う。
 Yngwieに感銘を受け、プロのギタリストになった人の曲は、Yngwieの曲ばかり聴いていたのだろうと思う人もいる。この曲のイントロはYngwieのある曲の部分、Aメロはこの曲、Bメロはこの曲…という風に元が丸わかりで、これをオリジナル曲と呼んでいいのかなと思えるモノもある。…って批評家みたいやけど私の曲はどうだろう?少しでもオリジナリティを感じさせるモノを作りたい。

 Yngwieの影響でクラシックを聴き始めた。バッハだけでCDは30枚ぐらいあると思う。でもそれぞれの楽器がどの音域で、どういったフレーズがその楽器らしいのかを全く知らないので、本を買って少しずつ覚えていった。今でも十分とは言えないけど。
 最初は、Yngwieのアルバム『Fire&Ice』に入っているNo Mercyを打ち込んでみた。この曲は中間部にバッハの管弦楽組曲第2番バディネリBWV1067を含んでいる。(Kellyの"Sign Of The Times"に入っているのは同組曲のブーレ。)
 1stバイオリン、2ndバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスなどトラックを分けて打ち込んでいく(当時はキーボードが全くできなかったのでマウスで1つ1つ音符を入力していた。気の遠くなる作業だ)。1stバイオリンは主旋律のフルート(Yngwieの場合はハープシコード)に近くユニゾンが多いが所々違う。2ndバイオリン、ビオラは内声だ。ビオラだけ聞くと変なメロディだなと思うけど、合わせて聞くと音楽が完成する。メッチャ面白い!音楽理論書も買って少しは読んだけどほとんどわからなかったが、こうやって音が出てくると、なるほどよくわかる。コントラバスは主旋律とリズムなど似たところも少しはあるが、ほとんど違う。対位法になのだろうか、1stバイオリンとコントラバスのみ鳴らしてみると、2つのメロディが絡み合って流れるのが面白い。普通のロックやポップスとは違った世界。バッハって、クラシックって奥が深いなと思う。勿論、バッハを代表とするバロックとそれ以外の時代にはクラシックと言ってもいろいろなのだろうけど、本当にいろいろでまだまだ知らないことがいっぱいだ。

 No Mercy他クラシック的なモノを打ち込んでみて、オリジナル曲でもやってみたくなった。このオリジナル曲には中間部にエレキギター+ストリングス+ハープシコード+ティンパニのパートを入れた。楽譜は読めないが、音は多少分かるので、頭でイメージした音をギターで弾いて音階を確認し、キーボードで入力していく。速いパッセージは無理だが、簡単なモノならなんとかなる(テンポを落として入力できるし)。後で修正は簡単にできるところがMIDIシーケンスのいいところ。
 Kellyさんにアドバイスを求めたら(!)、『ビオラをもう少し動かしてみたら』と言ってくれた。結局修正はできてないが、今後の楽曲に活かそうと思っている。『一番頑張ったのはボーカルだね』とも言って貰えた(^-^)。
 曲を作ることもここ数年行っていないが、また再開したい。私にとっては凄くエネルギーのいる作業だが、それだけにできた時の喜びは大きい。爺さんにならないうちに、自作曲をライブでやってみたい……と思いつつ早20年(苦笑)。



○歌詞は、自分の選んだ単語を元に、ネットで知り合った外国人に書いて貰い、後は姉に修正して貰った。
○シンセ音源…RolandのSC-88VL、MIDIによるDTMが流行した時のモノ。ドラム、オケ、クワイア等。現在はソフトシンセが主流。新しくMac用に買いたいなあ…。
○ベースはFender JapanのPJ、安いヤツ。演奏は自分で弾いてる。Low-Eの音がスカスカでなんとも…。一応、Bメロではギターと違うラインを弾いてる。この後、いいベースが欲しくなってお茶の水で楽器店を回り、Fender USA1973年製ジャズベを買ってしまう。
○ギターバッキングはストラト1976年製→5150アンプ→SHURE SM57→TubePre→TubeComp→dbx QuantamでAD変換→VS-880にデジタルイン。VS-880のADがチープだというのをネットで読んで、ADのいい機器にした。でも音は不満、イメージから離れてしまった。
○ギターソロはストラト1976年製→5150アンプ→AKG C1000Sコンデンサマイク→以下同上。当時ウリ・ロートのクラシックものに影響を受け、ウォームな音で録りたかったのでそこそこ満足。
○ボーカルはRODEのNT-2→TubePre→TubeComp→dbx QuantamでAD変換→VS-880にデジタルイン。
○コーラスはダブル、2回録音してパンニングを左右に振ったと思う。
○ミキシングはリヴァーブぐらいで、音量調節のみ。
○マスタリングにdbx Quantamを使ってPCへデジタルイン。このときはまだPCマスタリングが一般的じゃなくてマスタリング用のハードが人気だった。

 我らがKellyも、そのフォーマットを活用しながらオリジナル曲をたくさん書いている。Yngwieフォーマットの枠に収まらないモノも多い。Kellyの曲を聴いていると、アレンジの完成度が高いことからも、本当にいろんな音楽を知っている、音楽自体をよくわかっているのだろうと思う。オーケストラアレンジもお手の物だ。彼のギターテクニックも凄いが、彼のように縦横無尽に楽曲を書いてみたいなあと思う。
●過去動画その2


 前回の披露宴バンドの映像、こちらが1曲目でYngwieが2曲目でした。曲はビートルズの"Don't let me down"。結婚披露宴で"Heaven Tonight"はまあいいとして、"Don't let me down"はどうかという突っ込みもあったが、ほとんどの人は英語の歌詞なんて気にしちゃいないのでOKってことで(笑)。以前にバンドでやったことがあったからという簡単な理由で選曲、他の曲もやってみたかったけど時間がなかった。

 この曲はAメロで5/4拍子が入る曲。変拍子を狙ったと言うよりは歌詞優先でこうなったという感じだろうか。拍子なんて言われるまで気がつかないことが多いんじゃないだろうか。
 ビートルズの曲は単純なように聞こえて、いろんな工夫がある。ギターコードの内声も一般的なモノとは違っていたり、ベースは元々ギタリストだったポール、非常にメロディアスなラインを弾く。
 ビートルズにしろZEPにしろ、長く愛される音楽はよくできていて、素晴らしいパフォーマンスが記録されている。コピーしてみて、自分で作曲してみるとそれがよくわかる。

 コーラスもマイクを立てる予定だったが、本数が足りずに、結局ボーカルマイクにちょこっと割り込んだ。それはそれでよくあるロックスタイルでいいのだが、やっぱりもっとコーラスもやりたかったな、と。

 ギターはアンプ5150のクランチモードだが、ちょっと歪まし過ぎだろうか。自分では心地よかったのだけど、聴く分には歪みが強く感じる。

 それにしても、私は出たり入ったりが多すぎる、この日こそ主役なのに(苦笑)。出音のバランスが悪いんじゃないかとか、自分のギターの音が小さいか、ハイが抜けてないかなとか。音源聴く分には一切関係ないような微細な差のようだ(笑)。
 ステージに立つということはやはり見た目、パフォーマンスまで考慮に入れないと、特にメタル系の派手な音楽では残念なことになってしまう。派手じゃない自然体?ロックはまた違うんだろうけど。
 今回白のタキシードが、それなりに様式美とかネオクラシカルにちょっと近いような気がして嬉しかった。
●過去動画その1
$studio417@hori-2005band_gallary

 以前組んでたバンドBELLSのドラマーが、『披露宴で演奏しませんか』と言ってくれた。準備でバタバタしてたのでちょっと躊躇したが嬉しかったし、妻は妻でコーラスグループをやっていて披露宴でも歌うというのでやることにした。当時のボーカルには連絡が取れなくて、メンバーの連れの声楽でテノールをやってる人に頼んだ。彼からするとロックの発声は喉に良くないらしいが、快く引き受けてくれた。

 ベースの彼は、奥さんが出産予定日と言うことで来られず、メッセージビデオを送ってくれた、凄く嬉しかった。で、映像でわかるとおりではベーシストはおらず、キーボードでカバーしてくれている。
 キーボードの彼は指揮もでき、トロンボーンが専門だったか、音楽的な素養が高い人。バンドで作曲したときもこちらがメロディを提示するとさらさらと楽譜にしたり、コードの知識も豊富で「こっちのコードはどう?」とどんどん提案できる。ピアノ・シンセもアドリブでガンガンいける。セッションしていると楽しい。…でその彼、当時バンド用にRolandのいいシンセを買っていた持っていたのに、壊れているという。「披露宴までには直すから」といっていたのに直らず(たぶん修理出してない(笑))、2万円ぐらいのチープなシンセで演奏している。ちょっとテンション下がる(笑)。
 誘ってくれたドラマー氏、プレイはタイトだし練習熱心。バンドの音が甘い部分も指摘し、常に向上心もある。…が、彼はYngwieが好きでなく、ビデオを見ておわかりのように、テンポがメチャ速い。リハでも「それじゃあソロ弾けないから原曲のテンポで」って言ってるのに「原曲のテンポは遅めでかっこワリイっすよ、ちょっとだけテンポ上げましょう」とのたまう。ちょっとだけだぞ、と思っていたのにこのテンポだ。ギターソロが弾き切れてないじゃないか(苦笑)。

 披露宴会場で演奏はOK出るのかな、と思っていたら意外とすんなりOK。上の写真でわかるように、来ていただいた方は庭に出ていただいている。
 PAを友達のギタリストに頼もうとすると、当日ライブがあるという。プロに頼む余裕はないし、自分でやることになった。マイクとマイクスタンドは数本借りられたが足りないので自分でも持参した。HDR(音楽用ハードディスクレコーダー)を簡易ミキサーとして、会場のPA(といってもラインインのみ)につながせて貰った。リハは無事終了。

 披露宴当日に流す映像を自分で作っていたが、前日夜に間に合いそうにないので「ま、なくてもいいか」と思っていたら妻は「流すって決めたじゃない」とここで大喧嘩。「ハイハイそんなら作りますよ、作ればいいんでしょ」とPC出して編集。結局仕上がったのはAM3:30でした。ギターの弦も張り替えられず、切れるかどうかちょっと心配。
 当日午前中式を教会で終え、披露宴会場に。バンドのメンバーもほぼ時間通りに集合、昼ご飯もそこそこに、機材のセッティングをする。借りられるはずのマイクとスタンドがないので聞いたら、先に行われている披露宴で使用中だという。「聞いてないよ~」状態。
 そうこうしているうちに披露宴が始まる。お色直しで一端引っ込むとソッコーで着替える。髪のセットをしてくれるというので待っているが、妻の方にかかりきりで一向にやって貰えない。まあ新婦に時間がかかるのは仕方ない、機材の準備がまだなので出ようとすると「新郎さん、髪のセットまだですよ!」、私「もうこのままでいいです」と言って走る。汗だくで機材のセッティング。バンドメンバーは自分以外の機材に疎く、マイキングやミキサーのセッティングは全て私だ。汗だくで届いたばかりのマイクやマイクスタンドをセットし、機材の電源を入れ、ギターのチューニング。何とか間に合った。

 披露宴に参加くださった方々に外に出ていただく。2人で入場(?)、皆さんが写真を一斉に撮ってくださる。フラッシュの嵐が気持ちいい(笑)。有名人の気持ちが少しわかった。笑顔を精一杯作って青空の下、ケーキ入刀。やっとのことでバンド演奏へ。連日の睡眠不足と式や披露宴準備に加え、機材の準備等でクタクタだったので、演奏するときには気合いを入れると言うより、トラブルなく式が進み演奏ができたことでほっとしていた。
 上司やお偉方の前でYngwieを演奏するのでちょっとどうかなと思ったが、当日披露宴会場横では青空ビアガーデンもやっていて、そこのお客さんも一緒に盛り上がってくれて(?)、演奏は非常にやりやすかった。


 当日は妻の関係の合唱団、コーラスグループ、ソプラノのソロ等もあってなかなか音楽盛りだくさんでした。本当に、皆さんに感謝。

○機材情報
 ギターは1976のストラト。アンプは5150コンボ、エフェクトはなし。SHURE58で拾ってHDRへ。
 ドラムはバスドラにSHURE57とトップにコンデンサマイクを1本の2本をHDRへ。生の音に少し足してバランスを調節。
 キーボードはHDRへラインイン。2ミックスにHDRのエフェクト、リミッターでピークを抑える。ギター、キーボード、ボーカル、ドラムのトップには軽めのリヴァーブ。
 HDRはFOSTEXのVF-16。(16トラック、アナログ8トラックイン、ADATデジタルで8トラックインできる優れもの。定価で10万切ってたと思う)
●過去音源その6

 Foreverの後に録った気がする。Stevie Salasの1stがお気に入りで、2曲は自分のライブでもカバーしてと思う。アンプラグドのミニアルバム『stuff』が出て、そこに入っていたBlindという曲のカバー。ちなみにStevie Salasはジミヘンとファンクに影響受けたロックって感じなのですが、歪みのギターサウンドはハードロック/メタルよりだった。軽い歪みでは、絶妙のクランチサウンドでカッティングをやってた。バンドの音も凄くタイトで、メタルとは違う響きが新鮮だった。今ならオルタナティブとかってジャンルになるんだろうか。
 歌詞ははっきりとは書いてないけど、『子どもができた彼女を捨てたけど、あの時俺は何にもわかってなった。』というような切ない歌。

 ミニアルバムでは12弦ギターなんだけど、私は持っていないのでオベイジョンギターの廉価版、CELEBRITY CC57を弾いた。弦もさびさびで、特に低音弦は死んでいるけど、高音弦の高域をコンデンサマイクが上手く拾ってくれている…がマイキングの位置が悪かったらしく、ピックがボディに当たる音がもろ入っててかっこ悪い(苦笑)。今回、コンプをちょっと深めにかけたけど、上手くセッティングできなかったらしく、音量が揺れてる。録音機材はForeverに同じ。

 ボーカルは赤面モノ。本人は感情込めて歌っているつもりでも、技術がついていってないので、聴いていてサムイ感じがなんとも言えません。でも、やらないよりやって失敗した方が次につながるってもんです。しかし、ブルージーな曲もかっこよく歌いこなしたいものだ。
●過去音源その5


 1990年3月に行ったライブ。Yngwieのカバーをどうしてもやりたかった。当時のバンドはビートロックだったので、他のバンドの方に声をかけてメンバーを集めた。キーボードの女子はクラシックピアノ上がりで、イェンス・ヨハンセンを頑張ってコピーしてしてくれた。私のリズムの揺れるギター(苦笑)によくユニゾンしてくれた。
 ベースの彼も、普段は指弾き/スラッピングスタイルなのだが、ピック弾きではやい3連フレーズを弾いてくれた。ドラムの彼も、普段はフュージョンなのだが、無理に頼んで違うスタイルをやってくれました。
 イントロはYngwieがライブでやっていたパガニーニのヴァイオリン曲。私のプレイは走ってるところやミストーンもあるけど、情熱だけはあったと思う。当時はエコノミーピッキングを知らなくて、2弦スウィープはサークルピッキングで対処していた。

 服は黒装束(笑)、勿論十字架ネックレス。ピックを投げて蹴ったりもした(笑)。ライブ最後にはギターを引きずって蹴る、シールドで叩くなどのプレイ(笑)、Fender Japanだからやったけど、今持ってるUSAではできないな。

Guitar: Fender Japan ST57 Musicland KEYのYngwieモデル
 (HS-3、スキャロップ、ノーマルナット、ノーマルフレット)
Pick: Fender Heavy 1.2mm
Preamp: ADA MP-1 (MIDI PROGRAMMABLE TUBE PREAMP)
Effect: KORG DRV-2000
Poweramp: Peaveyモデル名忘れた(パワーインに入力)

 MP-1はポールギルバートやDEAD ENDの足立氏が使っていました。真空管使用にもかかわらず、プログラムができるというプリアンプ。MIDIでフットコントローラーでつないで、空間系エフェクトDRV-2000と連動。ソロでは歪みチョイ深めで、リヴァーブ少しとディレイ。バッキングでは歪みを少し押さえ、リヴァーブ少しでディレイなし。これを1回のフットスイッチで切り替えられたのは良かった。