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2011年8月のバンド練習音源。
 1曲目POWER(Helloween)のソロはもう一人のギター担当Jクン。2曲目Fire in the sky(Yngwie)のソロは私。

 3年前、転勤で勤務時間が遅くなり土日も仕事、一番遅い時にはAM3:30とか、睡眠時間2時間の時もあった。で、バンド活動が困難になり一時休止だと迷惑がかかると思って自分の作ったバンドから泣く泣く脱退した。バンドメンバーはいつでも帰ってきてくれてOKですよと言ってくれたが、結局帰ることなくバンドは解散してしまった。
 3年後の今年、転勤でやっと普通の人?と同じぐらいに帰れるようになった。メンバーの内数名とはネットでやりとりがあり、飲もうよということになった。で、数名でもいいので音を出そうということになり、最終バンドメンバーが全員揃った。

 3年ぶりのバンド練習。他のバンドメンバーは2年半ぐらいか。1曲目はHelloweenのPOWER。(自分たちからすれば)意外にまとまったサウンド、3年ぶりとは思えなかった。メンバーもそう思ったらしく、皆が笑顔だ。他の曲は難易度もあってまとまったとは言えなかった(笑)。できれば練習を続けて年内に1本ライブができればいいな、と思う。2曲目はYngwieのFire in the sky。イントロのフレーズが合わない。私がしっかりしなきゃいけないのにリズムがダメダメ。ミーティングでこの曲はやらないことになってしまった。ボーカルの音域が低めなのがいいんですけどね。

 機材話をちょこっと。もう一人のギター担当Jクンがつぶやきに私が反応してしまった。
Jクン「スタジオにPC持っていってamplitubeで弾こうか真剣に悩んでしまった小一時間(笑)」
私「ちょっと興味あるなあ、見てみたい(笑)」
Jクン「じゃ、持っていきます(笑)」
私「重くね?無理しなくていいよ(笑)」
Jクン「車なんで大丈夫です、PODだとイングヴェイっぽい音作るの難しいので使い分けてみます(笑)」とのこと。
 当日持ち込んだ機材で驚いたのはPC。ノートでなくてフルタワーのデスクトップ+液晶モニタ。てっきりノートと思っていたのでびっくり。デスクトップPC本体+液晶モニタ+ギター2本+PODって持ち運ぶ量すげ-。私もアンプ持ち込みなので体積は大きいけど(笑)。

 いやーしかし、今の技術は凄いね。PCはamplitube+GuitarRig4で、サウンドカードからPAミキサーにLineインだったけど、違和感がない。PODの方がよりギターアンプらしさはあったと感じたけど、amplitubeも設定を追い込んでいけばそれなりの音になりそう。

 私もサウンドメイクを見直してみようかな。現在はギター→アンプ(プリアウト→ボリュームペダル→パワーイン)というシンプルな設定。アンプの5150はドライブチャンネルを使用。ちなみにKellyさんは一時期5150ヘッドを使用していたが、彼はギター→ストンプボックス→アンプ(クランチチャンネル)だったとのこと。

 今まで過去音源ばっかりだったので一応最新音源だ(笑)。録音はMDウォークマン(笑)。車にMDデッキがあるので帰り道にチェックできるのがいい。動画も撮りたかったけど、それは次回に。自分自身の演奏の課題は、以前と同じリズム。自分では相当リズムキープを意識していたつもりだが、じぇーんじぇーんダメ。走りまくってるし、もたるし。8部音符の裏のアップピッキングや、4部音符後の8分音符などが走る。基本中の基本なのに(苦笑)。
 ギターテクニックも大幅に落ちていて、左手はもつれるし、右手は手首やピックを持つ指が悲鳴を上げる。どんどん理想と現時のギャップが広がる今日この頃…。あれだけ好きだったギターを、こんなにも弾かなくなってしまうなんて、私はどうなってしまったのだろう?オサーン化…

 そういえばピックを換えた。以前使っていたYngwieも使っているジムダンの1.5mmは弾きやすいし、ツルツルしててイヤな音が出ない。今回のピックはクレイトン1.2mmで一定エッジもあり、ピックの角度が悪いとイヤな音が出る。しっかりピッキングしないといい音がしない。確かKellyさんもクレイトンのはずだ。これでピッキングテクニックを磨こう。
●過去音源その11

 Yngwieは、1998年にヴァイオリンをエレクトリックギターに置き換えたような、エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調『新世紀』を発表した。エレキとオケの曲について凄く興味があったので、とても楽しみだったことを覚えている。

 全曲のオーケストレーションはYngwieは全て自分がやったと言い、デヴィッド・ローゼンサルは楽譜にしただけ、と言っているがマッツ・オラウソンやデヴィッドの力が大きかったと思っている。特にデヴィッドはクラシックの本格的な素養があり、彼なくしては完成していなかったのではないか。Yngwieが弾いたエレキをシンセで弾きなおしたのがマッツなら、各楽器の音域や音色を意識しながら楽譜を起こしたのはデヴィッドだ。エレキの周波数とオケの周波数がぶつからないようにした。エレキとかぶらないように、オケの周波数帯を開ける、つまりオクターブを調整したり、3度下にするとか上にするとかしていると思う。

 後日ギター用の楽譜が発売された。全曲MIDIファイル付きで、YouTubeオケのサウンドはそれをシンセモジュールで鳴らしたもの。このアルバムで一番好きな曲がVivaceだったが、楽譜が発売される前に耳コピできる部分はある程度やってはいたので、直ぐにでもオケに合わせて弾いてみたかった。それを録音したので、うろ覚えの部分もあり、プレイはかなり怪しい。(結局楽譜で完コピできてないけど。)
 ゆったりした泣きのメロディ部分は凄く好きだし、感情移入がしやすく、弾いていて楽しい。いずれきちんとコピーしてみたい。Kellyさんも、当時のライブでやっていたなあ。



 新日フィルとライブで行われたコンサートを実際に会場で聴いたが、新世紀の曲でない当日用にアレンジされたトリロジー等数曲では、ところどころオケと周波数帯が重なってしまってギターの音が聞こえにくくなる現象があった。CDやDVDではミックスで解消されている。しかし、新世紀の曲については、このような現象は一切起こらなかった。デヴィッドのおかげだ。それにもかかわらず、オーケストレーションのクレジットはYngwieのみで、これについてはデヴィッドも憤慨していことが、雑誌のインタビューに掲載されていた。

 コンサート当日、超派手で、きれいなドレスの美人女性を同伴して、光沢のあるブルーのスーツに身を包み、金髪のソフトリーゼントの髪型で現れた人がた。有名人らしく、顔に見覚えがあった。演奏が始まる前、友人と話しながら客席でしばらく考えていると、その人物がわかった。なんと、デヴィッド・ローゼンサルその人だった(以前は長髪だった)。ペンとチラシを握りしめ、サインを貰いに行った。レインボウで活躍したあのデヴィッド。ビリー・ジョエルとツアーしていたあのデヴィッド。舞い上がった。何度も「Would you give me your autograph?」だったか何度も唱えながら近づき、サインを貰った。気さくな方で、握手もしていただいた。背はあまり高くなかったのが意外だった。今でもそのサインは大切に保管している。
●過去音源その9

 某ギター雑誌のコンテストに出して落選した音源。雑誌社が作成したカラオケ音源にYngwieがソロを弾いたもの。挑戦者のソロをかぶせる部分が2箇所あり、そこへ録音して郵送、雑誌社がいくつか選考し、最終Yngwieが優勝者を決めるというもの。4テイクほど録音してみたが、あまり代わり映えしないので、1テイクを選んだ。
 当時、Yngwieだけでなく、ポール・ギルバート、ザック・ワイルドやヌーノ・ベッテンコートのものもあったと思う。入賞者はどの方も素晴らしく、Yngwieの時の優勝者はYngwie自身も大絶賛(沖縄の方だったか)。個人サイトにも結構アップされて、同じYngwieファンでもサウンドやフレーズのアプローチが違っていて興味深かった。Yngwieのソロにユニゾンとかハモるツワモノもいましたね。
 自分の演奏を改めて聴くと、やはりYngwieというプロのサウンドやピッキング、フィンガリング、録音等に圧倒される。自分のサウンドメイキング、ピッキングやフィンガリングの弱さを認識させられた。ミスピッキングもあるな(苦笑)。日々是精進。



○ギター:Fender USA 1976 strat
○アンプ:Peavey 5150
○マイク:SHURE57
○マイクプリ:ART MubeMP
○コンプ:ART Dual leveler
○AD変換、マスタリング:dbx Quantam
○MTR:Roland VS-880(非圧縮モード)
●過去音源その8


 過去音源その7と同曲だが、こちらは自宅録音。1999年ぐらいの録音。ボーカルも含めて録音してみたくなった。ベースを含めてバックは打ち込み。
 ドラムを打ち込んでみて、改めて湊氏のフレージングに感心してしまった。いかにもメタルという感じでない。フィルインのセンスもイイ。曲を盛り上げていくアレンジというかフレージング。当時のバンドのドラマーが湊のドラムをコピーしていたが、「なかなか手強い」と言っていた。難しいフレーズもさりげなく曲に溶け込ませ、これ見よがしにしない。PCシーケンスでは、グリッドにマウスで音を入力していく。ヴェロシティ(音の強弱)をマウスで入力(線を書くような感じ)。ベタ打ちで終わらせず、ヴェロシティや音符の位置を微妙に前後することによって出るノリをつくることは大切だなあと痛感。近い将来、エレドラを買って自分で叩いてみたい。

 楽譜を見ながらベースを打ち込んでみて気がついたのは、シンコペーション。曲のアレンジがそうなっているので当然なのだが、バスドラとベース・ギターがシンコぺを合わせている。単なるエイトと違ってシンコぺが入ると曲がよりドライブするな、と感じる(勿論ピタッと合わせないと台無しなんですが)。こういうのを聞くと改めてロックだなあと思う。

 シンセは白玉系が中心。曲のエンディングでストリングスの駆け上がりフレーズがあり、聞いている分には何も思ってなかったが、効果的に印象的なフレーズを入れることを勉強した。

 ボーカルは、今聞くと声真似をしているように感じる。きちんとした発声や練習をしないとこれ以上伸びない、独学の限界を感じた、というのは大げさ過ぎか(笑)。

 アコギはアルペジオをミスしない、正確に弾くことを意識した。ライブでは少々のミスは流れてしまうが、録音物は残るのでミスは目立ってしまう。
 エレキのコードカッティングは苦手な分野。16・8分音符他ロングトーンも含めたカッティングで当時ポリスのアンディ・サマーズ達から流行したadd9(omit3rd)のコードも入っている。

 ギターソロは甘い部分もあるけど、音色は気に入っている。1988年ライブよりはかなり進歩した。録音後にサイトに掲載したら、ヴェセーラ在籍時のラウドネスでテクニシャンをしていたという人から、「ギターソロ完コピやね、特にヴィブラート。クール!」みたいなメッセージを貰った。外国人が日本のバンドのカバーを聞き、しかもプロに関わっていた人から褒めてもらえたので嬉しかった。
 当時彼は楽器店の店員で、アメリカの小さなレーベルに関わっていた。Kelly SIMONZを紹介すると、是非コンタクトを取りたいと言われた。結局話はまとまらなかったようだが、橋渡しをしたことはドキドキした。彼とは音信不通だが、元気だろうか。日本に行ったときには会おうぜ!みたいに書いてたけど(笑)。

○Eギター:Fender USA1976 strat改あり
 クリーンはFenderミニアンプのクリーンチャンネル。プリアンプのアウトからラインでMTRへ。アンプの音色を加味したかった。
 ギターソロは5150アンプで、SHURE57で録音。エフェクトは後掛け。
○Aギター:セレブリティCC57
 SHURE588マイクで拾ってMTRへ。
○Gアンプ:Fender USA Superchamp、Peavey5150
○ベース、シンセ、ドラム:シンセモジュールSC-88VL
○PC:Gateway SOLO-9300 Windows 98SE
○シーケンスソフト:Cakewalk 6
○MTR:Roland VS-880
過去音源その7


 当時Yngwieを始め洋楽HR/HMにはまっていた私に、先輩がいくつか日本のメタルを紹介してくれた。勿論、ラウドネスやVowWowは知っていたが、彼の聴かせてくれた音源は私の聞いたことのないものばかりで、刺激的であった。その中の一つがDEAD ENDだった。
 音源は"DEAD LINE"、インディーズで1万枚売れたというその筋では有名なアルバムだった。怪奇な世界観の歌詞とシャウト&クリーンなボーカル、独特のギターリフ&粘っこいギターソロ、派手な音色のベース、曲によっては打ち込みもある個性的なドラムという、4つの個性がぶつかり合うバンドという印象。その後メンバーチェンジがあったがメジャーから1st~3rdアルバム、ライブアルバム/ビデオが出た。各アルバムが、似ておらずそれぞれ味がある。
 学祭でその先輩がカバーバンドやろうぜということで、数曲選んで演奏した。音源は1stアルバムのラストに入っている曲。コードカッティングとリズミカルなパートから始まり、一転アルペジオへ、add9を多用したコードが美しい。『目覚めれば 狂っていた』から始まる歌詞は狂気を感じさせ、一般的には受け入れらるものではないが、私はとても気に入っている。ヴォーカルのMorrieは、怪奇小説作家のH.P.ラブクラフトがお気に入りだが、Yngwieもお気に入りだそうだ。私もそれを読んでラブクラフトの小説を揃えてしまった(笑)。
 サビはギターのクリーントーンでカッティングというメタル系では珍しいパターン。ギタリスト足立"YOU"祐二氏のギターソロは、特徴的なヴィブラート、チョーキング、スライド、分散和音を上手く使っており、構成がよくまとまった泣きのソロ。ライブでもアルバムのメロディを活かしながらインプロヴァイズしており、一聴の価値あり。
 ドラマーはメンバーチェンジでサーベルタイガーから引き抜かれた(?)湊氏。手数が多く、メタル系の枠にとらわれないフレージングがカッコイイ。別の曲でも見事なハイハットワークを聴かせている。
 ベースはCrazy Cool Joe、突っ込み気味のブリブリベース、アクションも衣装もメチャクチャ派手だった。DEAD END解散後、確か相川七瀬のライブツアーにも参加していたと思う。
 DEAD ENDは2009年再結成し、ライブを行いアルバムもリリースした。

 カバーバンドは『DEAD遠藤』と名付けていた。(遠藤さん、ごめんなさい。)この学祭等の時のみに結成したバンド、2年のうちに3回ライブを行っただろうか。音源はその内のラストのもの。その先輩は既に卒業して就職していたが、学祭に顔を出してくれ、飛び入りでボーカルをとった。

○ギター:Fender Japan ST57 Musicland KEY改
 クリーンのセッティングはコンプ+コーラス+リヴァーブだが、各エフェクトが深過ぎ(笑)。
○プリアンプ:ADA MP-1
○エフェクト:KORG DRV-2000
○アンプ:PEAVEY、パワーアンプ部のみ使用。
○レコーダーはカセットデッキ。マイクは集音に立てていた軽音楽部のSM58×2本。SM58はオフマイクに向かないので、録音はかなりモコモコしていた。
○サウンドカードを介してカセットデッキからPCへWaveで録音。Windows用のDAWソフト、Samplitudeでマスタリング、マルチバンドコンプレッサーで各帯域をかなり持ち上げた。特に高域。コンプで増えたノイズをパラメトリックイコライザーで抑えた。