1994年にパイオニアLDCよりリリースされた
米倉利紀の「Emergency」という作品
当時のディレクターだった友人が
昨年末で退職したので
その慰労会をやるのでどう?とお誘いを受け
作詞の松井五郎氏らと会食した
「Emergency」詞:松井五郎 曲:都志見隆
彼と会うのも10年以上ぶりだが
歳を取っても相変わらずの金髪と
胸まではだけたシャツの装いに
まるで合言葉のように昨夜も
「ブレてないねえ!」
の一言からの乾杯で始宴
彼とは先述の米倉利紀の作品で始めて知り合った
が 当時は実はあまりいい印象を持たなかった
この作品のサビは元々8分音符で仕上げていたものの
出来上がったサンプルを聴いて愕然とした
書いた本人に何の承諾もなく
サビメロが跳ねた16ビートに変わっていたのだ
正解のない世界だし
最終的に世の中に出たものが正解という理解でいるが
何とも衝撃的な事後承諾
今では笑い話であるが
それにしても一言くらい言ってよ〜なんて
当時はクレームしたものだ
彼とはその後
田原俊彦の30周年記念のシングル
「Cordially」「永遠の花を咲かせようか」など
約10年間ビクターで製作やライブにも携わり
近年では山内惠介のディレクターとして
手腕を振るっていた
僕や松井氏とほぼ同世代
時代とともに目まぐるしく移り変わるこの音楽業界で
この年齢まで長くやれて幸せだったという
まさに製作現場の窓口として
作りたいものをハッキリと打ち出し
それを形にして実績を積んできたゆえの
これまでだったと思う
この先は家族や孫達と楽しいこと
好きな事をやりながらを過ごしていくそうだ
同じ時代を生きたスタッフ達が
一人 また一人と退いてゆく年齢になった
なんだか寂しくもあるが
それが世の常というものかな
作家として色んな作品に関われたこと
そのご縁に心より感謝していますとともに
これからの新しい人生
素敵な日々を送っていただきたい
色々とありがとうございました
お疲れ様でした
