先日
古くからの後輩が
世田谷区用賀にある『野菜の王様』という
野菜を中心に提供するストランに連れてってくれた
銀座や日比谷にも系列店があるようだが
個人的には用賀のお店が居心地がいい
今年の初めだったか
ダイエットをスローガンに
食生活を見直すことに取り組み始めた
食べる量を減らすというよりも
その内容の方に重点を置き
野菜やタンパク質中心の食事に少しずつ変えていったところ
現在は68キロ前後の体重までになった
そんな生活パターンになった僕の話を聞いた後輩が
「それなら都志見さん 今度このお店行ってみませんか」と
誘ってくれていたのがこのお店
今度と言わず その場で日にちを決めて行ってみた
風に揺らぐ木々をガラス越しにみながら頂く食事は
とても美味しくホスピタリティーも申し分ない店だった
山梨に移住したフランス料理のシェフである弟が
野菜にこだわるわけが なんとなくこの歳になって
わかったような気がした
弟の店のエントランス 韮崎 TSUSHIMI 2026.4.15
さて ここ数年
ほぼ月に一度
広島に帰省している
先月の4月28日で父は94歳を迎えた
父といえば
一年365日
母と二人で過ごす日々の日常
いつもであれば誕生日ならカードを送り
祝福の電話を入れていたが
もう この先何回
そんな日を迎えることができるのだろうと思った時
今年から誕生日には一緒にいて
祝ってやりたいと思うようになった
両親にとって もう
未来を約束する確かな時間というものはない
そんなふうに考えて物事を進めていかなくては
なんて思い始めた
今度やろう いつかやれたらいいねなんて
そんな不確かに過ぎてゆく時間など
もう彼らには残っていないのだ
30代の頃
人生という長い旅に限りがあるなんて
考えもしなかった
自分が老いてゆくだろう遠い未来のことなど
想像もつかなかった
だが 人生は短い
自分がこの歳になってみて
人生はここから楽しめる なんて
心の片隅では思っていたが
どうやらそんな時間はほんの一瞬かもしれない
いつ何が起こるかわからないのだ
中村雅俊さんの奥様の五十嵐淳子さんが
亡くなったと連絡があった
73歳 早すぎる
誰しも いつかそういう日が訪れるとは覚悟していても
実際に愛する人を残して逝く無念さ
そして愛する人を失うどん底の辛さ
その悲しみの深さは他人には計り知れない
だが 生きていれば誰しもが
いつか必ず味わうことになる試練かも知れない
今できることをやろう
先で いつか きっとなんて
そんな言葉をこの先 口にするのはやめよう
いつかその日が来る日まで
今日を精一杯生きよう
歌心りえさんに書きました
しあわせのまわり道 詞:松井五郎 曲:都志見隆
2026年4月22日発売 ビクター/エイベックスより同時リリース
