映画と本と麻雀と野球と深津絵里で今日も幸せです。
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
夏休みが終わりアメリカに戻るまでにできるだけ!と意気込んで邦画を観ようと努めている今日この頃ですが、先日DVDで観た『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は一応楽しめましたが、好みの作品ではありませんでした。
鑑賞し始めて10分程で思ったのが、「これ、中島哲也監督の作品だっけ?」という疑問でした。
画面の構成や、ストーリー進行のテンションみたいなものが、『下妻物語』や『嫌われ松子の一生』のそれと近いものがあります。
調べてみると吉田大八という監督のデビュー作だった訳ですが、中島哲也と同じくCMディレクター出身で、なるほどな、という感じでした。
15秒程度の制約の中である情報を伝えなければならないCMを作ってきた人間が2時間の映画を監督すると、1シーン1シーンの情報量が多すぎ、というのが大半な気がします。そういう訓練を受けたから仕方ないのだろうけど。
だから、一つの場面の中で色々な人物が無意味に動き回ってたり、なんだか観ていて忙しい画が延々とジェットコースターの様に続きます。
佐藤江梨子演じる主人公が手紙を読むシーンでは、バックに文字が流れる演出があるのですが、それなんかガスター10のCMを観ている感覚になりました。
それっぽい事を言うと、CM畑出身の監督が作る映画は得てして「間」がない様に思います。
もちろん、映像センスは抜群なので1つ1つのシーンは観ていて楽しみさえ覚えるのですが、それが延々と続くとなると、豊田にストレートを10球連続で要求した阿部シンノスケの配球の様に単調な印象を受けます。
と、余り好意的でないことを書き連ねましたが結果的に楽しめたのは事実で、それは俳優陣達の力でしょう。
特に誰が演技が上手いわけではないのですが、とにかくキャスティングの妙で役がバッチリ合っています。
才能がないけど夢をあきらめられない性格の悪い女優の卵を佐藤江梨子に演じさせるなんて、なんていう性格の悪さとセンスの良さだろう、と感心しました。
基本的にはコメディーなのでしょうが、ところどころに薄気味の悪い演出もありホラーっぽい感じもありました。
まぁ、観ても楽しめるだろうけど、特にオススメするわけでもない、そんな作品です。☆2つ!
☆☆★★★
鑑賞し始めて10分程で思ったのが、「これ、中島哲也監督の作品だっけ?」という疑問でした。
画面の構成や、ストーリー進行のテンションみたいなものが、『下妻物語』や『嫌われ松子の一生』のそれと近いものがあります。
調べてみると吉田大八という監督のデビュー作だった訳ですが、中島哲也と同じくCMディレクター出身で、なるほどな、という感じでした。
15秒程度の制約の中である情報を伝えなければならないCMを作ってきた人間が2時間の映画を監督すると、1シーン1シーンの情報量が多すぎ、というのが大半な気がします。そういう訓練を受けたから仕方ないのだろうけど。
だから、一つの場面の中で色々な人物が無意味に動き回ってたり、なんだか観ていて忙しい画が延々とジェットコースターの様に続きます。
佐藤江梨子演じる主人公が手紙を読むシーンでは、バックに文字が流れる演出があるのですが、それなんかガスター10のCMを観ている感覚になりました。
それっぽい事を言うと、CM畑出身の監督が作る映画は得てして「間」がない様に思います。
もちろん、映像センスは抜群なので1つ1つのシーンは観ていて楽しみさえ覚えるのですが、それが延々と続くとなると、豊田にストレートを10球連続で要求した阿部シンノスケの配球の様に単調な印象を受けます。
と、余り好意的でないことを書き連ねましたが結果的に楽しめたのは事実で、それは俳優陣達の力でしょう。
特に誰が演技が上手いわけではないのですが、とにかくキャスティングの妙で役がバッチリ合っています。
才能がないけど夢をあきらめられない性格の悪い女優の卵を佐藤江梨子に演じさせるなんて、なんていう性格の悪さとセンスの良さだろう、と感心しました。
基本的にはコメディーなのでしょうが、ところどころに薄気味の悪い演出もありホラーっぽい感じもありました。
まぁ、観ても楽しめるだろうけど、特にオススメするわけでもない、そんな作品です。☆2つ!
☆☆★★★


