今日も、入江ママのお弁当で、
元気ハツラツな、マコトで～すヾ(^▽^)ノ♪♪
名古屋のレッスン場から見える景色は緑が多く、
癒されますヾ(^▽^)ノ♪♪
やばい、眠くなってきたわいッ！（ ´∀｀）
起きてるフリして、目
～開けながら寝ようっと（ ´∀｀）
ムニャムニャ☆☆♪
ラブ＆ピースヾ(^▽^)ノ♪
イエ～イヾ(^▽^)ノ♪
今日は、都内某所の法律事務所の２回目のトレーニングでした。
男性６名、女性５名が参加しました。
１回目のトレーニングの開始時には、これから彼らはどのようになるのかしらん・・・と思ったのですが、１回目から２回目の今日までの間に、参加者の皆さんの、意識が変わったのでしょうか。それとも、皆で練習したのでしょうか。
顕著な成長の跡が私の目にもよくわかりました。
さて、１回目も２回目も、この１１名のレッスンを見学しているのですが、とても面白い。
意識していないときの人の発声、動きの癖というのは、共通しているものがたくさんあります。
そこにいるはずなのに、何か考え事を始めると目が空を泳いでみたり、目を閉じてみたり、横を向いてみたり・・・
人間の無意識の行動の神秘を観るような感じでした。
歩き方も、歩いているときの腰の落ち方も、足の出し方も、バランスがとれないために足で床を押さえる押さえ方も、いくつかのパターンがあり、常日頃自分が注意されていることが目の前で繰り広げられ、何がどうなっているのか、とてもよくわかりました。
自分がやっていることを直してもらうだけではない、「観る」ことからの学びの奥深さに感嘆するとともに、「観る」ことが、トレーニングの宝庫であること気づかされる３時間でした。
日々是精進
風眠
先々週の火曜日から、都内の法律事務所の
１０数名の方々のレッスンを始めました。
中式のプレゼンテーション能力のトレーニングです。
一回目のレッスンと云うのは、お互いに初対面でも
ありますし、レッスンをする方も受ける方も、緊張もあり、
又、基本的な事や理論的な事など、けっこうバタついて
しまうものなのです。
今までの経験上、二回目のレッスンが、私にとっては
ポイントのようです。
年齢や個性や感性や能力の、それぞれ違う方々が、
一回目のレッスンを、どう受け止め、どう過ごしてこられたか。
これからのレッスンの方向性が見えてくる、重要な回です。
一度に、何人の方のレッスンをしても、私にとっては、
全員マンツーマンなのです。
色々な職業の方のトレーニングをしていて、いつも思うのは、
良い仕事をする為に、人間として必要とされるものは、
それが、俳優であれ、弁護士であれ、経営者であれ、
アスリートであれ、つくづく同じだと云うことです。
楽しく、解りやすく、そして身に付くレッスンに、
身を引き締めて、向かってゆきたいと思います。
中 康次
島崎藤村作 「嵐」より
私達は、河蒸気で永代迄下がってみた。何となく空も霞み、浅濁りの下、水の色迄が春めいてみえた。
河蒸気そのものも船乗り場も、野趣があって好い。
だふだふだふだふ音のする春の水、風をうけて走る帆、岸に輝バラックの屋根。
何もかも、河口らしい空気と煙との中に一緒になって、私の心を楽しませないものはなかった。流れよ流れよとも言いたい隅田川には、およそ幾艘の船が動いていると言ってみること見できないくらいで、大きな都会の気象が、一番よくその水の上に感じられた。
そこには、春の焔にまじって、もう一度此の東京を破壊のどん底から甦らせる様な、大きな力が溢れ、流れてきていた。
一度、誰かの前で、声を出して読んでみてください。
聞いている人は、河蒸気で隅田川を永代まで下ってきた私達が、永代の船乗り場で、そこに停まる河蒸気を見、足下で春の隅田川の水の音がし、その隅田川の水面を船の帆が風をうけて走り、向こう岸には、バラックの屋根が輝ってみえる情景を浮かべることができるでしょうか。
隅田川の水面に感じられる都会の情景と、破壊された東京を甦らせるような大きな力を感じることができるでしょうか。
視点が、足下から水面に移り、向こう岸に移り、そして、一面に移っていくその動きを、聞き手は描くことができるでしょうか。
ブレスの仕方によって、気持ちの入れ方も変わってきます。
小さな子供に解ってもらうように読んでみると、聞いている人が情景を浮かべやすくなります。
形を作ると、その気持ちになっていなくても、その形で作られる気持ちに入ることができます。
これは、台詞でも、朗読でも、演説でも、講演でも、レクチャーでも、通じるようです。
日々是精進
風眠