出張撮影専門 スタジオたいとう です。
当ブログをご覧くださり誠にありがとうございます。
〇ニューボーンフォト
〇お宮参り・七五三・十三詣りなどのスナップ撮影も承ります
ご不明な点などがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
☆☆ 新型コロナウイルス対策実施中です ☆☆
・ワクチン3回目も接種しました
・不織布マスクを着用して撮影いたします
・入室時に手をアルコール消毒します
・ソーシャルディスタンスを意識して撮影します
・室内撮影時は換気にご協力ください
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
さて、本日はレンズのおはなし。
Ai AF Zoom Nikkor 35〜70mm F3.3〜4.5S
Ai AF Zoom Nikkor 35〜70mm F3.3〜4.5S<New>
左が1986年に発売された旧タイプ。
右の<New>は1989年発売。
基本的にはデザインが違うだけと考えてよいと思います。
ニューは旧と比べて少し軽く小さくなりました。
1989年12月25日付のカタログには両方掲載されており、希望小売価格(税抜)は旧タイプが3万5000円、ニューは2万7000円。
サイズや重さ以外のスペックは変わらず、新しいほうが8000円も安いのです。
何でもすぐに値上げされる現代では不思議な“進化”です。
実用上、使いやすくなった点はピントリングの幅が太くなったことと、最小絞りでロックするためのパーツが改良されたこと。
こちらは35~70mmに限らず新しいレンズは操作しやすくなっています。
なお、ニューの値段が安いことが気になって他のレンズも少し調べてみたところ、<New>になっても価格が変わらないものや、高くなっているものもあり、何だかよくわからない感じです。
それから、ついでに発見したのですが、旧タイプのAiAF35〜70/3.3〜4.5Sは発売時1986年の価格は3万9000円でした。
他のレンズも、例えばAF50/1.4Sは1986年12月1日のプライスリストでは3万6千円、1989年12月のカタログでは3万3000円で、3000円値下げされています。
ボディの例では1986年に14万9000円だったF3HP(ボディ)が1989年12月25日のカメラ総合カタログでは13万6000円。
そのあたりの時期に非常にありがたい値下げがあったようです。
値上げのお知らせは何度も読んだ記憶があるのに、値下げしてくれていた記憶がなく、なんともニコンに申し訳ない気もします。