出張撮影専門 スタジオたいとう です。
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さて、本日はカメラのおはなし。
MAMIYA PRESS
マミヤプレスシリーズ初代のマミヤプレス。
名前の通りマミヤのプレスカメラです。
主にブローニーフイルムを使用します。
上の写真は6×9判のレバー式ロールホルダー、グリップ、150mmを装着した姿。
日本カメラ社のカメラ年鑑1967年版で確認したところボディのみの価格は2万7900円でした。
二重像合致式の連動距離計搭載。
標準レンズは90mm、もしくは100mm。
ファインダー部には150mm用のマスクを内蔵。
他の交換レンズには広角65mmなどもあり、それらで撮影する場合はアクセサリシューに専用ファインダーを取り付けて使用します。
ボディ後部には蛇腹が仕込まれていてアオリや接写が可能。
その際はピントグラスがないと構図やピントがチェックできないので要注意。
なお、こちらの部分は微調整しづらく、使いやすいとは言い難い感じがしますが、邪魔になる機能ではありませんし、いざというときに役立つこともあるかもしれませんから、個人的には好きなポイントです。
最近なぜか高くなってしまった中判一眼レフと違い、手頃な価格の中古品が多いこともマミヤプレスの魅力のひとつと考えられます。
非常にシンプルであり、初心者の方でも扱いに慣れればスムーズに撮影できるでしょう。
話題性や派手さはなくともけっこう良いカメラだと思います。
追記：こちらもぜひご覧ください。
