出張撮影専門 スタジオたいとう です。
当ブログをご覧くださり誠にありがとうございます。
“思い出の品”を写真に残しましょう
商品写真と同じように丁寧に撮影いたします。
https://studio-taito.jp/03souvenir.html
☆☆☆ 新型コロナウイルス対策実施中です ☆☆☆
・ワクチン2回接種しました
・不織布マスクを着用して撮影いたします
・入室時に手をアルコール消毒します
・ソーシャルディスタンスを意識して撮影します
・室内撮影時は換気にご協力ください
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
さて、本日はレンズのおはなし。
Ai Zoom Nikkor 35～135mm F3.5-4.5S
ニコンFマウントのズームレンズです。
1984年発売。
当時の希望小売価格は6万9000円。
広角35mmから望遠135mmまでカバーしているので、このズームを1本持っていれば役立つシーンは多いでしょう。
ただし、最短撮影距離が1.5メートルであることを見逃してしまうと撮影時に困る場面が少なくないかもしれません。
135mm時だけは0.4メートルまでの近接撮影に対応していますが、例えば広角側でテーブルの上の料理や目の前にいる家族の記念写真を撮りたいときなどはピントが合わない可能性が高いと思います。
このようなズームレンズは、現代の高倍率標準ズームと同じような感覚で選ぶのではなく、好きな単焦点レンズと組み合わせる「交換レンズ」であると考えれば便利に使えるはずです。
35～135mmなら単焦点レンズ5本分ですから上手に使えばかなり頼もしい存在になります。
なお、もちろん1.5メートル以上離れた被写体しか撮らない方なら、こちらのレンズ1本で撮影しても何も問題はないでしょう。
初心者の方がレンズ1本だけで済ませるなら35～70mmクラスの標準ズームをおすすめします。
手前のレンズはAiAF35〜70/3.3-4.5S<N>。
1980年代後半以降のズーム倍率を欲張っていない標準ズームはだいたい中古価格が安く、軽量コンパクトで扱いやすく、わりと近くが撮れるうえに写りも良いものが多くてお買い得だと思います。
Twitter → https://twitter.com/studio_taito