出張撮影専門 スタジオたいとう です。
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さて、本日はボケのおはなし。
↓こちらは昨日のシグマ28/2.8で撮った写真。
SIGMA MINI-WIDE Ⅱ 28mm F2.8 で接写 2021.9.23
このような被写界深度の浅い写真を見て「単焦点レンズで撮ったから背景がぼけている」と勘違いする方がいるようです。
単焦点だから背景がぼけるわけではありませんし、背景をぼかすために単焦点レンズが必要だというものでもありません。
ズームレンズでも単焦点レンズでも近接撮影時は被写界深度が浅くなる場合が多いのです。
わかりやすくレンズキットの標準ズームで接写してみました。
ニコンD5000 と AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II を使用。
特に明るくないズームレンズです。
絞りは全カットF5.6、最短撮影距離(0.25メートル)で撮影。
18mm
24mm
30mm
40mm
55mm
背景をぼかしたいときに考えるべきことは3点。
・できるだけ焦点距離の長いレンズを使う
・できるだけ撮影距離(カメラと被写体の距離)を短くする
・できるだけ被写体と背景の間の距離を長くする
そのうえで絞りを開けて撮ると良い結果が得られる可能性が高いと思います。
昨日の写真を撮ったレンズは、あまり焦点距離の長くない28mmですが、カメラと被写体の距離が非常に近い「接写」なのでピントの合う範囲が狭くなりました。
今回も接写していますから被写界深度が浅く、広角側でも背景がぼけています。
単焦点レンズとズームレンズの違いは特に関係ありません。
ちなみに、反対のことをすれば被写界深度が深くなるので、手前から奥までピントが合っているような写真を撮りたいなら、焦点距離の短い広角レンズが便利です。
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