出張撮影専門 スタジオたいとう です。
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さて、本日もデジタルカメラのおはなし。
昨日のブログを書きながら、絞りを操作できるコンパクトデジタルカメラで撮影すれば、その絞りの効果を実感できるのかどうか少し気になったので、さっそく近所で簡単に試してみました。
使用したカメラはリコーGX200。
撮像素子は1/1.7型原色CCD。
有効画素数約1210万画素。
35ミリ判換算24~72mm相当の RICOH ZOOM LENS 5.1~15.3mm F2.5-4.4 を搭載。
マニュアルや絞り優先オートでも撮影できるコンパクトデジタルカメラです。
まずは標準50mm相当の10.5mmで絞り開放にして背景のボケ具合をチェック。
10.5mm F3.5
絞り開放でもパンフォーカスのように見えます。
拡大して見れば奥にはピントが合っていないのですが、これでは「絞りを開けて背景をぼかしました」と言っても誰も信じてくれないでしょう。
50mm相当とはいえセンサーサイズの小さなコンパクトカメラの10.5mmでは当然の結果とも考えられます。
このまま絞りを開けてもあまり意味がないというのでは面白くないので、わざと差が出る撮り方をしてみました。
5.1mm F2.5 と F9.1
被写体にグッと迫って近接撮影。
絞り開放F2.5では被写界深度が浅く、絞ったF9.1のカットは被写体後方にもピントが合っています。
状況によっては絞りの効果がわかりやすく出るようです。
望遠側の絞り開放でもテスト。
15.3mm F4.4
被写体の位置や背景を好きに選べるなら、もっと背景をぼかすことも可能でしょう。
5.1mm F2.5 と F8.1
こちらもワイドで近接撮影。
被写界深度の浅い写真を撮るのは苦手でもパンフォーカスは得意なようです。
といっても絞りすぎると鮮鋭な仕上がりにはならないので要注意。
ちなみに、普段は絞りを開けすぎず絞りすぎないようにと考えて絞り優先オートを利用しF6.8に設定して撮影しています。
メーカーではおそらく最良の画質が得られるプログラムラインにしてあるでしょうから、中間絞りを選ぶならフルオートと変わらない、あるいはフルオートで撮ったほうが良い結果になるのではないかとも思いながら、気分的な問題で絞り優先オートを選んでいます。
追記:続編もぜひご覧ください(2021.3.11)
https://ameblo.jp/studio-taito/entry-12661674243.html
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