初歩のカメラハンドブック 吉川速男著 | 出張撮影 スタジオたいとう ☆東京都台東区

出張撮影 スタジオたいとう ☆東京都台東区

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さて、本日は古本のおはなし。

 

初歩のカメラハンドブック

 

発行所 山海堂

昭和26年5月15日初版発行

昭和30年4月15日14版発行

350円

 

東京神田は山海堂の「初歩のハンドブック・シリーズ」の1冊。

10年ほど前に古本屋さんで購入しました。

同書に限らずクラシックカメラを使用するなら、そのカメラが発売された当時の本は参考になると思います。

 

 

私の好きな ニコンS の写真も掲載されています。

当時の常識的な技術を身につければ、クラシックカメラも容易に扱えるようになるでしょう。

インターネットや現代の本では見つからない情報を得られることもあります。

 

 

私の好きなスピグラの図はなぜか逆になっていました。

ニュース写真に関するページです。

「ニュースカメラマンの仕事を早くするために」と題してスナップ撮影に役立ちそうなテクニックも記されています。

 

光線状態のよい屋外で小型カメラを使う場合「絞りはf12.5 シャッター速度は1/25又は1/50秒」に固定して、被写体が近距離ならピントは3メートルに、遠くなら5メートルに合わせて撮る、という方法。


ピントの位置が3メートルでは2〜5.5メートル、5メートルでは3.5〜無限遠までピントが合う計算です。

撮影時は構図とピントの選択をすれば良いだけで速写性が向上します。

 

追記:本文中には感度の記載がないのですがASA40前後のフイルムを基準にして書かれたものだと思います。

 

 

機材は大きく変わっても、写真の基本は昔も今もあまり変わりません。

多くのカメラファンが高性能で高価な写真機を欲しがるのも昔から変わっていないようです。

 

 

出張撮影専門 スタジオたいとう (東京都台東区)