続・Nikon S 〜各部名称〜 | 出張撮影 スタジオたいとう ☆東京都台東区

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さて、本日はカメラのおはなし。

以前も紹介したことがある機種です。

 

Nikon S

 

今回は各部の名称を、ニコンSの説明書を参考にご説明いたします。

 

 

a、巻上げノッブ

 

b、コマ数計算盤

こちらは手動復元式です。

自動でリセットされません。

フイルムを入れたらカウンターを自分でセットしないと何枚撮ったかわからなくなります。

 

c、シャッターボタン

 

d、高速度シャッター目盛盤

e、緩速度シャッター目盛盤

シャッター速度の設定はフイルムを巻き上げてから行います。

これはdのダイヤルが回転するためです。

バルブ(B)や1/20〜1/500秒にセットするときはeのダイヤルを赤字の20に合わせます。

タイム(T)と1〜1/20秒を使う場合ばdのダイヤルを“20−1”に合わせます。

dのダイヤルは上に引っ張って回すタイプです。

 

f、フィルム進行レバー

撮影時は“A”、巻き戻し時には“R”にセット。

 

g、巻戻しノッブ

 

h、補助ファインダー座金

 

i、距離計及びファインダーの窓

 

j、焦点調節用キア

k、無限遠どめレバー

外爪式のレンズを装着すると無限遠どめレバー(k)は解除されるようになっています。

交換レンズを装着したときに無限遠でロックされなくても異常ではありません。

 

l、絞りリング

 

m、レンズ着脱用バネ

n、焦点深度目盛

o、距離目盛

m,レンズ着脱用バネ(m)が緩んでいると標準レンズが外れやすくなります。

中古で買うときは要チェックポイントです。

購入後も日常的にネジが緩んでいないか確認したほうが良いでしょう。

 

n,古いタイプではF1.4の目盛りがありません。

 

o,レンズ着脱時は無限遠に合わせます。

外爪式のレンズではレンズのピントリングも無限遠に合わせて取り付けます。

 

p、負革どめ

 

q、シンクロ接点“F”(高速度シャッター用)

シンクロ接点については後ほど。

 

 

続けて上の写真では見えない部分です。

 

s、ファインダーのぞき窓

t、シンクロ接点“S”(低速度シャッター用)

 

u、裏蓋開閉用キイ

v、三脚孔

裏蓋開閉用キイ(u)は2箇所あります。

三脚孔(v)は裏蓋に固定されているだけで、あまり頑丈には見えません。

なお、こちらの写真は裏蓋を少し外した状態です。

 

ニコンSシリーズは裏蓋をこのように外せるのでライカや他のバルナック型カメラよりもフイルムが入れやすいと思います。

 

 

・シンクロ接点について

 

q、シンクロ接点“F”(高速度シャッター用)

t、シンクロ接点“S”(低速度シャッター用)


こちらは独特な形状をしており、現在市販されているシンクロコードでは利用できません。

https://ameblo.jp/studio-taito/entry-12532569865.html

ストロボフラッシュに関して説明書には「タイムラグのないストロボフラッシュを使用される時は、シャッター速度を1/30にします。タイムラグのあるストロボの場合には、シャッターを1/20又はタイムラグの長さに従ってもっと遅くして下さい。」と記載されています。

 

 

ちなみに、アルファベットの“r”が抜けておりますが、説明書の“r”はレンズキャップです。

当時のレンズキャップを持っていないため写真に入れませんでした。

 

以上です。

 

 

追記:さらに続きも書きました。2020.3.10

https://ameblo.jp/studio-taito/entry-12581086844.html

 

 

 

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