出張撮影専門 スタジオたいとう です。
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さて、今回は昨日の続きでアートビュー4×5のおはなし。
昨日のブログは詳しい資料を見ずに書いていたため、もし間違った情報だったら申し訳ないと思って調べてきました。
向かった先は日本カメラ博物館でおなじみ“JCII”のライブラリー。
こちらはカメラや写真に関する本を揃える図書室になっており、ありがたいことに無料で閲覧できます。
ただ、閉架式で出してもらうのは「一度に3冊まで」の決まりがあり、本を交換するたびに別室で仕事をしているスタッフを呼び出すシステムで、みなさん笑顔で対応してしてくださいますが気をつかいます。
古い日本カメラのカメラ年鑑を10冊ほど読ませていただきました。
まず、アートビューが写真入りで紹介されるのは日本カメラ12月号増刊カメラ年鑑1960年版が最初。
メーカーは山田商会と記されています。
当時の値段は3万5000円。
別売りアクセサリーに補助支柱・延長蛇腹・広角用傾斜雲台付きパイプ等があります。
レンズボードは独自規格のボードに加えてグラフィック及びリンホフボード用のアダプターが販売されていました。
カメラ年鑑1962年版189頁では「プロ写真家とくにコマーシャルフォト用に向けられた4×5インチ判の組立式ビューカメラ」と解説されています。
1964年版では「富山製作所製・山田商会発売』の記載があり、やはり富山製作所のカメラで間違いありません。
JCIIライブラリーのおかげですっきりしました。
追記:続きもございますのでご覧ください。2020.2.19
https://ameblo.jp/studio-taito/entry-12576159465.html
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