出張撮影専門 スタジオたいとう です。
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さて、本日は特殊なアクセサリーのおはなし。
RW V BACK 45810
写真技術ハンドブックでおなじみの脇リギオ先生が主宰である脇色彩写真研究所の製品です。
通常このタイプのフイルムホルダーは両面各1枚、合わせて2枚のフイルムをセットできますが、本品は片面しかフイルムを入れられない特殊仕様になっています。
フイルムをセットする面の内部には小さな穴が9個。
こちらにブロアーのようなゴム球や電動のエアーポンプをつなげ、内部の空気を吸い込むことによってフイルムの平面性を高める仕組みです。
広告によると「乾板並の精密描写が約束されます」とのこと。
写真の品は4×5用で、5×7や8×10用の製品もあります。
また、引伸機用の“バキュームキャリヤー”や印画紙をセットする“バキューム吸着イーゼル”も販売されており、それらを利用すれば撮影からプリントまで徹底して平面性を保てます。
「RWフォトバキュームシステム」と名付けられたこのシステム。
実は私はまだ使ったことがありません。
しかし、脇リギオ先生が手がけた品なので、きっと素晴らしい製品だと思います。
出張撮影専門 スタジオたいとう (東京都台東区)
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