Leotax F | 出張撮影 スタジオたいとう ☆東京都台東区

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西日のあたる台所の暑さに参っている今日この頃。

冷蔵庫の能力も限界に近づいているようです。

はたして夏を乗りきれるのか?

 

本日も暑さに負けず、前にちょっとだけ紹介したことのあるカメラのおはなし。

 

Leotax F

 

レオタックスFは昭和光学精機株式会社のレンジファインダーカメラ。

ニコンS2やキヤノン4sbなどと同時代のカメラです。

レオタックスKの上位機種でもあります。

 

 

シャッターダイアルが2個あり、軍艦部は高速用、カメラ前面は低速用。

高速度ダイアルを使用するときは低速側は1/25秒にセット、低速度ダイアルを使う場合は高速側を「25-1」にセットしてからシャッター速度を設定します。

 

セルフタイマーのようなパーツは「シンクロX-F切換レバー」。

ストロボ同調速度は1/25秒。

シンクロターミナルはボディ背面のファインダー横にあります。

 

 

フィルム面指標に「ーfー」と機種名が入っているのはお洒落なポイント。

 

当時の資料を見ると、専用の交換レンズとして35mm、50mm、90mm、135mmのトプコールがあったようです。

しかも標準の50mmはF1.5、F2、そしてF3.5は沈胴式と固定鏡筒式があり、合計4種も用意されていました。

中古では50mm以外はあまり見かけません。

 

 

私のレオタックスFは、実は中古カメラ店でジャンク品として入手したものです。

レオタックスは好きなカメラなので、数千円で売られているのを見て、撮影の小道具にちょうど良いと思って購入しました。

写真の通り程度は悪く、ひどい状態に見えます。

でも触ってみたら低速シャッターを使わなければ何とかなりそうな雰囲気で、試しにフイルムを入れてみたら問題なく撮影できていました。

 

レオタックスに関しては「作りが悪いからニッカなどを買ったほうが良い」という意見も「他の国産バルナック型カメラより良く出来ていて素晴らしい」という意見も見聞きします。

状態の良くない中古品を掴まされたために悪いカメラだと思う人もいるでしょうし、単に自分が買ったカメラだから素晴らしいと褒める人もいるでしょう。

実際どうなのかは自分で使ってみないと判断できません。

 

私にとっては、きちんと整備されたレオタックスは信用できるカメラです。

 

 

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