出張撮影専門 スタジオたいとう です。
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今日も趣味のカメラのおはなしです。
Nikon F80D
ニコンF80Dは2000年に発売されたオートフォーカス一眼レフカメラです。
名称に「D」と付いていますがデジタルカメラではありません。
F80には「F80D」と「F80S」の2種類あり、F80Sには一般的な日付を写し込む機能のほかに、フイルムのコマ間にシャッター速度・絞り値・露出補正値を写し込む機能が付いています。
F80Dは日付は可能ですがコマ間は不可。
この機能が有るか無いかの違いしかないのに、なぜか完全に別機種として存在していて、裏ぶたの交換は出来ないので購入時は注意しましょう。
ファインダー内に格子線を表示したり、被写体が暗いときにフォーカスフレームを一瞬赤く照らしたりする機能は「世界初」だそうです。
そんな最先端のカメラでありながらシャッターボタンにケーブルレリーズAR-3用のレリーズソケットを備えているあたりがニコンらしい心配りでありましょう。
電源はCR123AまたはDL123Aが2本必要なのですが、別売りのバッテリーパックMB-16を装着すれば単3電池4本で使えるようになります。
上の写真はMB-16を装着した状態です。
私がF80Dを入手したのは2005年か2006年。
職場でニコンF5やデジタル一眼レフをメインに使用していたころ。
・仕事用でサブ機として使える最新機能を搭載した35mm一眼レフを買っておきたい
・メインがデジタルであれば高級機を買うことはないだろう
・中級機の新登場は期待できない
このような考えから「最後に新品で買う35ミリ一眼レフ」としてF80Dを選んだのです。
なのに、少しでも長く使えるように新品で買ったそのF80Dは、いまでは少し古いカメラにありがちなボディべたべた状態に…。
残念ですが現在では使う必要がないから特に困っていません。
たまに使って楽しむ思い出の品になっております。
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