好感度を作り出す、誰でもできる印象操作 | 自然な写真が楽しく撮れる、人物写真の専門家[hal photo Works]

自然な写真が楽しく撮れる、人物写真の専門家[hal photo Works]

「写真うつりが悪い」「カメラが苦手」と悩んでいませんか?
そんなあなたの魅力を根こそぎ発掘!
写真嫌いな方でもリラックスして自然体の撮影を楽しめます。
人物写真の専門家、カメラマン・ハルのブログ。

同じものを同じ場所で撮っても、これだけイメージが違うという実例をやってみました。
撮影も加工もiPhone標準アプリのみ。
なので特別なスキルがなくても誰でもできます。
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被写体は、たまたま買ったばかりで目の前にあったサプリメント。
使うのはこないだ作った背景ボード。
 
まずは商品イメージ写真風に。
健康食品なので、爽やかに明るく。
飲んだら良いことがありそうな感じ。
商品として薬の形状も大事なので、カプセルを見せる。
 
ということを踏まえて、まずはこんな感じに撮影。
部屋の明かりと窓からの光の両方を使って、影がでないように。
ボトルとカプセルだけだと無機質すぎるのでお花を添えました。
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撮っただけだと薄暗いので、iPhone標準の写真アプリで明るさや色合いを調整。
明るく、鮮やかに、さっぱりとクリアな色合いを意識しました。
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次は正反対のイメージということで「不健康」をテーマにします。
不健康な薬と言ったらドラッグや不法な薬物。
危険、不安、錯乱、アングラなどのイメージ。
薬の広告というよりも、危険な薬を告発する啓蒙ポスター的な感じ。
 
で、とりあえず、こんな感じで撮影。
部屋の明かりを消して、窓からの光だけなので影がでてます。
不穏な感じとか、事故を連想させるようにボトルを倒してこぼれてる感じ。
カプセルもランダムに散らしてみました。
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撮っただけだと明るいので、アプリで暗く、影をもっと強調しました。
色合いを青っぽくすることで、冷たい雰囲気→冷酷、無残、苦しみ等を表現。
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と、いった感じで同じ場所、同じ被写体で、正反対のイメージを表現しました。
 
お気づきかもしれませんが、撮影直後の写真はどちらも同じくらいの明るさです。けれども「健康的な写真にしては暗すぎる」し「不健康な写真には明るすぎる」。
 
つまり、どうやって写真を撮るか?というのは、どういうイメージの写真が必要なのか?ということでもあります。
 
今回は無機物を撮影しましたが、人物写真でも考え方は一緒です。たとえば自撮りをするときにも、その写真でどういうイメージを伝えたいのかを考えるのが大事というわけなのです。
 
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