一級建築士の悩みごと -21ページ目

モジュール

建築は人間の体格や行動・所作から考えられた寸法が、使い易さに繋がることがよくあります。
例えば、手摺の高さも、そのひとつです。

私は身長163cmと、日本人の男子としては少し低いほうです。
私の身長が基準になる場合と、子供やお年寄りが基準になる場合は、手摺の高さも違ってきます。

誰が、どのような状態で、この建築物を使うのか?
どこまで、具体的に使用状態を描くことができるかで、設計が変わってくると思います。

サッシ承認図

ビルなどの工事では、私達の書いた図面を元に、実際に作る為の、「製作図」や「施工図」、「承認図」などを、それぞれの工事の担当者が作成します。

その中に「サッシ承認図」があります。
サッシの開口寸法、姿・形状、付属の金物などの詳細、取り付け、納まりの確認など、チェックしなければいけないポイントがたくさんあります。

開口寸法が、当初の設計通りに納まらなくて、寸法を変えなければいけない場合があります。
例えば、構造材や配管材などの影響、タイルの割付など、他の部分の工事との取り合いも十分に検討しなければいけません。

こういう、完成後には見えない作業の積み重ねが、完成度を高める大切なことだと思います。

内玄関

住宅の計画で、スペースに余裕がある場合は「内玄関」を提案する時があります。
内玄関とは、玄関の脇に家族用の玄関を設けることをいいます。

メリットとして、不意な来客にも慌てることなく、玄関を常にきれいに保つことが出来ます。
逆にデメリットとしては、やはり玄関のスペースがどうしても、、広くなることです。
限られた建築面積と予算の中で、玄関にばかりスペースを割くことは中々難しいもの。

今、計画中の物件でも「内玄関」を取り入れたいと思い、悩んでいます。
やっぱり、面積が一番のネックです。
玄関の間口を押さえながら、収納量のあるう内玄関を考え中です。

難しい。。。