水月麻里央です!
タイトルロゴ作成は御国尚子さんです。
前回、pixiv にアップした小説を、延々と延々と修正してたら
視神経が焼き切れそうになりました!
なにを直してんだよ、って言われそうですが、誤字脱字とか!
そして改行の都合で、行の組み方が変わってくるわけですよ……。
web でもPDFにすれば固定されていいんですけど、
そうじゃないと「。」「、」「っ」「ー」が行の末尾にくると
下一文字あけて改行になったりしますやん。
こういうの、すごく気になるほうなんですよ……。
それこそ、もとの小説は最初の版と改訂版で本にしたときは
B5サイズの本の3段組み、再録したときは2段組みで、
一行の文字数が違うので全部チェックして、いい感じに揃えたりするために
漢字をひらがなにひらいたり、逆にひらがなを漢字にしたり、
句点を入れたり、取ったり、助詞を変えてみたりして
全部調節してました。
今回のweb再録はまた違う文字数なので……
途中で3回くらい挫折しようと思いました……
そんだけ変えて調節してもブラウザで文字サイズ変えたり
スマホから見たりすると
また改行位置は変わってくるんですけどね……。
読んでくださる方はそんなに気にしないと思うんですが。
私は小説でもある程度のケレン味があるのが好きで、
たとえばミステリだと左ページで探偵役が謎解きを進め、
「犯人は……」
ここでページをめくる。
右ページの最初に「○○さん、あなたです!!」
どーん!!!
そんな感じだと嬉しいです。
最近は出版される本の字組みに合わせてパソコンで執筆する
作家さんもいらっしゃるそうで。
是非、ページ配分なども考えて書いてほしいです!
昔、最初に小説を書いたときはまだ完全アナログな時代で、
同人誌もまだカラー表紙もアナログしかなくて。
小説の『Cry for the Moon』は友人にワープロで打ってもらって、
プリントアウトして、それを原稿用紙に糊で貼っていったという…。
段組みもページ組もまったく出来ない時代でしたが、
前から順番に貼っていったら
お話の中で、はるかがずっと「彼女」と呼んでいたのが
初めて「みちる」と呼ぶところが
ページをめくった右の一番上に来て、
あれは…
神の存在を信じた一瞬でしたね。笑
web再録もいいけど、やっぱ紙の本も捨てがたいなぁ。
今回の『夢のあとに』は初版の本、改訂しまくった改訂版、
『Cry for ~』とまとめた再録本と3回も出して
各版ごとに何回か再販もしたし、さすがにもう紙の本はなぁ…。
小説は文庫本サイズを愛しているので、頒布目的でなく、
私の趣味として少部数で文庫サイズで出そうかなと
ちょっと思いましたが。
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ここからは、
『Cry for the Moon』と『夢のあとに』を
読んでくださった方にのみ分かる
あとがき的な裏話です。
『夢のあとに』も参考文献がいくつかあったのですが、
かれこれ20年近く前に図書館で借りた本が
殆どで、もうタイトルが分かりません。
すみません。
クラシック音楽の入門書的な本や、バイオリンの本、
ニューヨークの有名なバイオリニストを育てた音楽学校の
バイオリン教師の方が書いた手記とかも面白かった記憶が。
バイオリンの本は意外と子供向けの絵本が分かりやすくて
良かったなぁ。
全部タイトル分からないんですけど…。
昔はバイオリン関係のことは間違えてたらどうしようって
思いながら本にしてましたが、
web の今は、間違ってたら修正できるからとても安心ですね!
みちるさんのバイオリンはストラディバリウスですが、
世界に現存するストラディバリには全部名前がついているので
アニメ基準のみちるさんのバイオリンにも
なんかちょっと名前付けたいところです。
いろいろ調べた経緯で知ったけど、本編には使えなかった
無駄知識をここで。↓
現実の世界では
高嶋ちさ子さんのストラディバリウスは「ルーシー」
諏訪内昌子さん「ドルフィン」
庄司沙矢香さん「レカミエ」
千住真理子さん「デュランティー」
南紫音さん「ドラゴネッティ」
川久保賜紀さん「カテドラル」
中澤きみ子さん「ダヴィンチ」
渡辺玲子さん「エンゲルマン」
五嶋龍さんが持ってた「ジュピター」は今
樫本大進さんに。
なんかストラディバリは漫画みたいな、厨二入った名前ですね!
ってのが多い!w
かっけえww
他にも「ステラ」「ソロモン」「レディ・レイ」(←えっ)
「カノン」(←大砲の意味のほう)とか。
※追記
すみません、デカい音が出るから大砲、とパガニーニが
名前を付けたバイオリンはグァルネリでした!
お詫びして訂正します~。
ちなみに「メシア(メサイア)」って名前の
ストラディバリウスもあります。
(イギリスのアシュモレアン博物館で展示されてます)
ほんとにストラディバリウスってそんなに音がすごいのか?
って素人は思いますけど、
川井郁子さんの使用するバイオリンがグァルネリから
フランチェスコ・ルジェーリ、
そして近年ストラディバリウスになっていくのをみると
やっぱ最終的にストラドさんに行くのか、って思いますね。
上の所有者の羅列も情報が更新されて変わったりするかもしれないので
軽い参考程度に。m(_ _)m
みちるさんのバイオリンは海系かもしくは空系の名前がいいですね!
『亡霊人形劇』の時は日本に置いてったのかな??
飛行機は機内に持ち込み??
本放送当時、106話の「ウラヌスの遠い日」あたりで、
視聴してた大きいお友達の皆さんは全員、
「ネプチューンが『これを選んじゃったから…』っていうのは
絶対はるかを助けるためだな!!!
世界を救うスケールじゃなくて、絶対はるかを救う目的だな!!!』
…と、思ったわけですよ。
まだネットが無い時代ですから、はるか&みちるジャンルの皆さんは
そんなみちるさんを同人誌で補完!!
超補完!!!!
してたわけですよ。
ところが。
美少女戦士セーラームーンSuperSスペシャルですよ。
『はるかみちる再び!亡霊人形劇』
ですよ!
みちるさん、言っちゃったーーーーーーーー!!!!!!
こ、公式ィィィィィィーーーーーーー!!!!!
まさかの公式が補完!!
いやもう…
なんなの……この公式……
とみんな愕然としたという……。
私、作画が伊藤郁子さんだったらきっとあの放送日に
死んでたわ!!
(※スターズで生き返るけど)
そんな、公式がすごいんであれなんですが
みちるさんも二次で捏造のしがいがあって楽しいです!
ありがとう公式!
そろそろブルーレイで出てくれてもいいのよ!!
そして、『夢のあとに』の中でいろいろ捏造で書いた中でも、
カザルスの国連の演説ですが…
私、むかーーしにテレビでチラッと見たこと
あったんですよ。
よぼよぼの爺さんが喋ってるとこ。
あとは本を読んだんですけど。
今の時代は!
youtubeで見られます!!
昔は調べるの大変だったんだけど…
家で!
実際の映像が無料で!!!・°・(ノД`)・°・
「音楽によって世界は救われる」の
日本での映像もありました……。
子供たちがバイオリン弾いたんだと思ってたら
チェロも弾いてたって、この動画で知りました……。
カザルス先生… 日本べた褒めやで……。
情報もいろいろ更新されますね。
作中で書いたストラディバリウスの「魔法のニス」も
21世紀の現代科学で解明されましたし!(笑)
まあ書いたのも昔なら時代設定も
1993年~1994年なので、ケータイで連絡もできない
不便さがちょっとイイですね。
ちなみに、
みちるさんが初めてはるかさんをサーキットで見たのが
1993年の3月6日になってますが、
当時調べたら本当に土曜日でした。
(※今はネットで簡単に調べられます、ちくしょう便利!)
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長い余談です。
あと、この小説を書いたのは1996年ですが、
途中の、ネプチューンが覚醒してウラヌスのこと考えながら
夜の街にいるようなシーン、
the brilliant green(ザ・ブリリアント・グリーン)の
「Forever to me ~終わりなき悲しみ~」
をイメージしました。
と、言いたいところですが、「Forever to me」は
2002年のシングルなので、あとから
これだーーーーーー!!!!
って思ったんですが。
このシングル、曲調も暗くて好きですが、
歌詞が英語の部分も全部1人ネプチューンに
イメージぴったりで大好きです。
今回も挫けそうな時に繰り返し聴きました。
ちなみに
the brilliant greenのボーカル・川瀬 智子さんは
ソロ活動を Tommy february6 名義でしていて、その後
もっとダークな曲とキャラで Tommy heavenly6 という名前でも
ソロをやってて
まあぶっちゃけ名義違うだけでみんな川瀬さんなんですが
その川瀬さんが、
2013年のセラムンの20周年トリビュートアルバムに
参加した時の驚き。
しかも曲は「ラ・ソル」。
トリビュートアルバム公式ページはこちら→★
http://sailormoon.tributealbum.jp/#track05
今これ書きながら川瀬さんのハードなラソル聴いてるんですが
実際に聴いていても「ウソだろ感」がぬぐえないww
the brilliant green が ♪私は 今 愛のルナティック~
とか歌っているぅーーーー!
っていうね。
ちょっと別の平行世界に来てて曲が終ったら元の世界に
戻るんじゃないか的な。
いやーーー
長生きするといろいろ予想だにしないことが
起こりますね!
楽しいわぁ。