大学を出て社会人になった時に自分が困った事、同期の人が困っていた事などを思い出しながらウチのチームの中学生に接しています。
『大きな声を出すのが苦手で……』
『人前で話すのはちょっと……』
『人よりも緊張する方なので……』
って、そんな言い訳はいつまでも通用しないから、今からきっちりやらせます。
バカでかい声を出す必要はありませんが、しっかりと相手に伝わる声は必要です。
1万人の前で話す機会は無いでしょうが、10人くらいの前で話す機会は日常的にあるでしょう。
誰だって緊張はするでしょうけど、その緊張に負けてオドオドしている人に仕事が回って来るほど世間は甘くありません。
まだ中学生ですが、もう中学生です。
歳を重ねれば重ねるほど、矯正は厄介な作業になってしまいますから、今のうちに。
目も合わせずボソボソした声で挨拶をするヤツと大事な話をしてくれる得意先などありません。
先方の担当者やその上司が揃う会議室でのプレゼンで思っている事を言えなければ「次」は無いでしょう。
緊張をコントロールできずに指先をプルプル震えさせるヤツの話を根気よく聞き続けてくれる得意先担当者は、そんなに多くはいません。
そんなことを考えながら、ウチのチームの子たちの挨拶の声を聞いています。
突然みんなの前で発表させたりしています。
あえて緊張する場面を作ったりしています。
今出来なくていいことを、でも今すぐ出来ないといけないように仕向けています。
小さな声で話すヤツの、その小さな声を拾ってあげる事が "優しさ" ではないので。
人前で話すのが苦手なら、その意識が変わるまで徹底的に話をさせます。
「緊張」を言い訳にするヤツは社会では通用しないから。
もちろん、サッカー選手としても邪魔にならないスキルですが、人として大切なスキルですから、こだわります。
まだ中学生ですが
もう中学生なので。