マンション傾斜問題は、担当した現場監督が『どうせ見えなくなる箇所だし、たぶん傾かないだろう』と考えた事が原因で、様々な不備があったことがわかってきました。
同じく "現場監督" として、このニュースは他人事ではありません。
日々 子供たちを見る時に、どうしても『どうせ……』『たぶん……』という感情が知らず知らずの内にあるはずですから。
傾いたマンションは取り壊して新築するということですが、今 預かっている子供たちが数年後に何か良くない行動をし始めたからといって、取り壊して新築することなどできません。
『どうせ…』『たぶん…』
子供たちの、目には見えない箇所にこそ絶対に持ってはいけない感情であり先入観。
しっかりとした高校生になってもらい、誰にでも優しくなれる大人になってもらうためには、見えない箇所での手抜き工事は命取りになってしまうのです。
該当マンション住民の方々には申し訳のない話ですが、現場を預かる監督にとってこの "事件" は背筋を伸ばすいい機会となっています。