上のメダルは、1997年東京辰巳国際水泳場で行われたジャパンマスターズに出場した時の物である。
この頃は記録も良く好調だと思っていた。
だが今思えば、違和感を感じていたのだが。
それから2年後の年末に突然体調を崩し一ヶ月間入院する事になるのである。
三十年前に起業し、自ら経営していた会社も絶好調であったが、2008年リーマンショックあたりから陰りが出てくる。
そして、2011年を境に赤字店が出てき始め売却、閉店の流れになってゆく。
世間を見ていても、そんな例が多い。
空前の得票を得て当選した猪瀬前知事。
その後失脚。
一斉を風靡したホリエモン。
一転塀の中へ。
日本経済もジャパンアズナンバーワンと言われ時を頂点に停滞に突入していった。
その後、失われた25年間にGDPは韓国4倍、中国16倍、アジア、アメリカ、ヨーロッパも大幅に経済発展し、世界全体では2倍になっているのに日本はゼロだ。
絶好調、幸運の陰にはピタリと暗転の影が寄り添っているのだ。
禍福は糾える縄の如し。
塞翁が馬。
調子の良い時は慢心や油断があるのかも知れない。
しかし、それだけではない。
幸運、不運はある確率でやって来るのだ。
人間個人の力ではどう仕様もない事の方が多い。
時流が変わり仕事が立ち行かなくなる。
事故に遭う、病気になる、戦争に巻き込まれる。
ある男女が運命のように引き合い、出逢ってしまう。
いずれも個人の能力を超えたものだ。
覚悟と諦観。
日々、より良く生きようと努力するだけでなく、物事を受け止める心と諦めの境地を得たいと思っている。
